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観測すると変わってしまう?

科学なのか自然科学なのか解りませんが、たまに本を見ていて、何か(A)を観測するとAは観測前とは変わってしまい究極的に考えると、ありのままのAを観測する事はできない、みたいな事を読みます。 カメラで動物を撮影するだけでも影響がでる、単にそれを見た瞬間にでも影響を与えるとありました。 それが、よく解りません。観測する動物に気付かれていなければ、ただ見ているだけなら関係ないんじゃないかと思います。 観測対象が、存在している時点で周りにある物から大なり小なり何らかの影響を受けていて、何の影響も受けずに存在している事はありえない気がします。 なら、ただ見ているだけ撮影しているだけなら対象に 何の影響も与えてないと一緒だと思います。 これは、極論的なのかもしれませんが、簡単な説明をお願いします。

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noname#62864
noname#62864
回答No.4

こういう話は、No.2のご回答にあります、量子力学的な事項の際に出てくる話です。 この話の本質とは少しずれるかも知れませんが、以下のような例を考えて下さい。 たとえば、物を見る場合には、それに光を当てて、はね返ってきた光を見て観測することができます。観測対象が大きい場合には、光を当てても特に影響はありませんが、電子などの素粒子の場合には、光の照射が極めて大きな影響を及ぼします。つまり、観測するために光を照射すること自体が大きな影響を及ぼすということです。 たとえ光を当てずに、その物体から出てきた光を観測するにしても、その光を取り込まなければ観測できません。取り込まれた光は、取り込まれることによって、本来の進路が断ち切られることになります。 なかなか、うまい説明ができませんし、私が誤解している点もあると思いますが、大筋としては上記のような議論になると思います。

ro1542
質問者

お礼

回答有難うございます。 私には、もはや理解不可能な分野の話ですが、’物を見る’という事は目で光線を捉えて、どうのみたいなのを聞いた気がします。 ’見る’という行為の考え方から違っていたみたいですね。

その他の回答 (4)

  • BLUEPIXY
  • ベストアンサー率50% (3003/5914)
回答No.5

他の方が既に論じられているように、 "観る"ということがどういうことか? ということがこの場合のキモだと思います。 動物をカメラで撮影しようとする時には、既に起こったことを受動的に観ているので、既に起こったことをカメラで撮るあるいは人間が観るということは受動的であって事象は変化しないように思いますね。 ここで問題となるのが観ることができるとはどういうコトか?ということです。 観るためには動物に光が当たってその反射によって観ているわけです。 光が動物に当たることで、動物の体温は少し上がりますので、 光が当たる前と当たった後では変化していることになります。 結局、動物を(光を当てるなり何なりして)我々が知れるように観測するということは、その対象物を変化させてしまうということです。

ro1542
質問者

お礼

回答有難うございます。 ’見る’行為自体の理解度が足りてなかったみたいです。

  • a-saitoh
  • ベストアンサー率30% (524/1722)
回答No.3

動物の観測のような、大きなものの観測なら、影響を与えずに観測できます。正確には影響が出ているのかも知れませんが、測定誤差以下ということで。 たとえば、石の大きさを巻き尺で測ったときに、巻き尺でこすれて石が小さくなっていますが、巻き尺の精度の遙か下の分量なので問題になりません。 影響を与えずに観測できないことが大きな問題になってくるのは、小さなものです。原子サイズとか。

ro1542
質問者

お礼

回答有難うございます。 たしかに観測対象次第で影響が全くない気がします。 読んだ本で、「それを見た瞬間に、自然に影響を及ぼしている、そこに、科学の限界がある。」みたいな事が書いてあったので気になりました。

  • gohantubu
  • ベストアンサー率20% (19/93)
回答No.2

質問者さんの知りたい事とはちょっとずれてしまうかも知れませんが、大いに関係のある話なので「シュレディンガーの猫」や「不確定性原理」というキーワードで検索してみてください。 量子力学の話なのでちょっと難しいかも知れませんが、とても分かりやすい解説をされているサイトを挙げておきますので、読んでみると面白いですよ。

参考URL:
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700/physics/catwja.htm
ro1542
質問者

お礼

回答有難うございます。 参考URLのサイトは初心者向けの、量子、粒子の言葉が出たところでダメでした。科学的な知識が無いのでスミセン。 時間をかけて頑張ってみます。

  • tnt
  • ベストアンサー率40% (1358/3355)
回答No.1

もっとシンプルに考えましょう。 たとえば、1gの水の温度を測るとします。 アルコール温度計をつっこんだら、温度計の温度で 水の温度が変わってしまいますよね。 熱電対温度計なら影響は減りますが、やはり残ります。 サーモグラフィを持ってきたら その機械が出す熱と放熱風で温度が変わります。 可能な限り、出来る限り影響を与えない方法を 考えなければいけないのですが、 それが全くゼロという事はありえません。 動物を観察するときに、動物が人間の匂いにきがついて いつもと違う行動をしたらアウトですね。 機械だけをセットして遠方から観察しても セットするときに草を踏んでいて それに動物が気が付いたらダメですね。 確かに極論であるのですが、実際には その影響が許容範囲であることを立証しながら (または充分注意しながら) 観察するべきで、その心構え、そして 場合によっては影響が無視できることを 立証しながら研究観察が進められるべきだということを その資料は書いているのではないでしょうか?

ro1542
質問者

お礼

回答有難うございます。 >その影響が許容範囲であることを立証しながら 先端の科学的な研究だと、細かな事についても観察対象に影響が出るか考えそうですね。 今回、質問した内容は、ビートたけしと松井孝典教授の対談から言葉を借りたんですが、松井教授が「見た」瞬間に対象に影響を及ぼしている、と発言しているのを見て、どんな影響が?と思いました。

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