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マリア・アイスナーの生没年、そして美術家一般の生没年の調べ方
マグナム・フォトの設立にもかかわった女性写真家マリア・アイスナー(Maria Eisner)の生没年をお教え下さい。よろしくお願いします。また、ある程度以上にマイナーな(といっても、インターネットの検索でヒットはするというレベル)、海外の美術関係の人物(美術家一般が希望ですが、とりあえずは、画家だけでも、写真家だけでも)の生没年を調べる一般的な方法についてもご教示いただければ幸いです(できればインターネット上で、無理ならば次善の策として書籍でも)。例えば、インターネットの検索エンジンで、生没年に焦点を当てて検索する方法などあるのでしょうか? 単に名前だけで検索しても、検索結果の画面では、生没年が、ヒットした個々のページに掲載されているのかどうかはわからず、結局、ヒットしたページを全て確認するはめに陥りますが、それを避ける方法はありますか? ちなみに、マリア・アイスナーは、 1)J.ポール・ゲティ財団の「Union List of Artist Names」 http://www.getty.edu/research/conducting_research/vocabularies/ulan/ 2)ジョージ・イーストマン・ハウスの「George Eastman House Catalog」(写真家のみ。Telnet) http://www.geh.org/gehdata.html 3)アートネット http://www.artnet.com/Artists/ArtistIndex.aspx http://www.artnet.com/library/BiosGrove.asp のいずれでも、名前を発見することはできませんでした。 以上、よろしくお願いします。
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Maria Eisner は「虫」の偽態を主題とした 写真を撮っているようで、科学者・自然科学者の分野に 分類されているようです。 (乏しい英語読解力によると、ですが) 芸術家や写真家というよりそちらの方で検索したほうが良かったのかもしれませんね。 「写真家=展覧会を開く」とは限らないということでしょうか。 「who's who」という語句で検索してみましたか? アメリカのサイトが主のようで芸術家の記述は極少ですが似たようなサイトのリンクがいくつかありました。
1991年82歳で死去 ニューヨークタイムズの記事 magunum.com というサイトがあるようですが?
お礼
Maria Eisnerの情報をいただきありがとうございます。ちなみに、こういう新聞に掲載される訃報では、なぜか、生年が記載されていないですね。日本の新聞の訃報を見て、いつも、不思議に(不便に)思っていたのですが、教えていただいたページを拝見すると、アメリカでもそのようですね。新聞社としては、生年を確認する手間を省きたい、また、間違った生年を記載してしまうリスクを避けたい、ということなのかもしれません。この記事から推測すると、1991年に82歳ですから、生年は1909年または1908年ですが、このいずれかの決め手がないので困ります。もう少し調べてみます。 ちなみに、書籍による調査結果についても、ご参考までに書いておきます。和書であれば、古い本ですが、次の本が最も生没年情報が多いと思います。18500人だそうです。 美術家索引 西洋篇/恵光院 白・編/日外アソシエーツ/1992年 しかし、この本にも、Maria Eisnerは収録されていません。というのも、この本は、他の本(内外の人名事典など)や展覧会カタログから、美術家名を拾っているのですが、写真家について「もと」にしている本は、主として次の3種で、その中にEisnerが含まれていないのでしょう。 1)Contemporary Photographers(ただし、第1版(1982)と第2版(1988)だけで、最新版である第3版(1995)は参照されていない) 2)Encyclopédie internationale des photographes des 1839 à nos jours (1985) 3)Macmillam biographical encyclopedia of photographic artists & innovators (1983) はじめの2冊は実物を目にしたことがありますが、実際に、Eisnerは収録されていません。きちんと数えてはいませんが、収録人数は、1冊目は700人程度、2冊目は1500人強程度ではないかと思いますので、Eisnerは、1000人~2000人レベルの写真家人名事典には掲載されていないという結論になるのではないかと思います。個人的な勝手な推測では、もう1段上、すなわち、3000人程度を収録した写真家人名事典が仮に存在すれば、Eisnerも収録されているのではないかと。 あとは、美術家の生没年の一般的な調べ方について、どなたかからのご回答があれば、と期待しております。よろしくお願いいたします。
お礼
再度の情報ありがとうございます。お気にかけていただき、深謝いたします(お礼が遅れてすみません)。ただ、せっかくいただいたのに恐縮ですが、「科学者・自然科学者」であるという情報は、同姓同名の別の方のものではないかと思います。その根拠は以下のとおりです。 新しくいただいた情報は、例えば、次のページ(以下(ア))に登場しているMaria Eisnerさんことかと思います。 http://www.americanscientist.org/template/AssetDetail/assetid/40867 このページは、『American Scientist』という雑誌の2005年の3・4月号の掲載記事をもとにしているようです。 1)まず、ご覧いただければおわかりのとおり、(ア)には、筆者であるFelice FrankelさんによるMaria Eisnerのインタビューが掲載されています。しかし、先にご紹介いただいた『The New York Times』の記事(以下(イ)。この記事に出てくるMaria Eisnerは私が求めている人物に間違いはありません)によれば、Eisnerは1991年に没しておりますので、2005年の時点でのインタビューは不可能です。また、2005年の記事で、「Maria Eisner is a research assistant at Cornell University.」と英語が現在形になっている(すなわちご存命中であることを示している)ことも、(イ)と平仄が合いません。 2)次に、(ア)によると、夫の名前は「Thomas Eisner」となっていますが、(イ)によると、夫の名前は、「Hans」となっています。なお、余談ですが、(イ)の記事のタイトルで気になっていたのですが、Eisnerの名前が、「Maria Eisner Lehfeldt」となっています。最後の「Lehfeldt」とは、何なのか? いかにもドイツ系を感じさせる名前です。以下単なる推測ですが、彼女にとって「Eisner」とは旧姓で、夫の名前は「Hans Lehfeldt」だった、結婚したときに、旧姓を残して「Maria Eisner Lehfeldt」という名前にした(どういう制度(習慣?)であるかきちんと把握していないのですが、少なくともヨーロッパでは、結婚後に旧姓を残した女性名が存在します)、ということではないかと。「Hans」もドイツ系の名前ですから、「Lehfeldt」との整合性もあるかと思います。歴史の関係で、推測はあまりよくないとは思うのですが。 (「補足する」につづく)
補足
(「お礼を言う」のつづき) 3)最後に、これは根拠として弱いのですが・・・、上記のとおり(ア)によると、Eisnerは「a research assistant at Cornell University」となっています。もちろん、元々ジャーナリズム系の写真に携わっていた人間がこのような転身をすることは不可能ではないのでしょうが、そうであれば、(イ)にその旨が記載されていてもいいのではないかと思います。 たいへん申し訳ありませんが、以上、よろしくお願いします。ちなみに、その後もいろいろと調べてみたのですが、生年は、まだわかっていません。 なお、前回のお礼の際、文字数の上限の関係で書こうと思っていて、書けなかったことを、ここに書きます。 『日本人の写真家でよければ、次の本が839人を収録しており(生年が昭和4年(1929年)以前の者のみ)、この人数であれば世界に誇れるのではないかと思います。 日本の写真家/東京都写真美術館・監修/日外アソシエーツ/2005年 ただ、表記が完全に日本語のみなので、「世界に誇れる」とはいっても、その点が大きな問題なのですが。』