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兎に角?

当て字だそうですが、なぜ無理に字を当てるのでしょうか。まさに誤った用法では。 夏目漱石が多用したそうですが、なぜ多用したのでしょうか。 いつごろから使われるようになったのでしょうか。

みんなの回答

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.4

「兎に角」 この表現については他の方の回答にあり、また自分自身漱石について専門的な知識もないので、別の観点から書いてみます。 昔の文章はやたらと漢字が多いと思いませんか。それこそ、送り仮名以外は全て漢字と言ってもいいくらいです。文体も今とは異なり、文語文や候文で更に漢字が増えます。「です」「ます」は漢字では書けませんが、「なり」や「そうろう」は漢字で書けます。「仮名」に対して漢字を「真名」と呼んでいたように、日本人は漢字を良しと考えていたようです。例えば欧米の固有名詞を漢字で表すことがありますが、「倫敦」「伯林」「沙翁」など「無理がないか」と思うようなことをわざわざするのかと思いましたが、漢字の方が重々しい、ぶっちゃけ格好いいような感覚があったからでしょう。そのようなことから、「とにかく」と仮名が四つ並ぶよりも漢字をまぜた方をよしとしたのではないでしょうか。

  • jasko
  • ベストアンサー率24% (478/1966)
回答No.3

 明治時代は外来語、英語を日本語に置き換えることが多かったそうです。  福沢諭吉が「自由」を)、正岡子規が「野球」を作ったと聞いたことがあります。  新語や造語、当て字に関して、かなり寛大だった風潮があるやも知れません。  夏目漱石の信望者には叱られるかもしれませんが、彼に関しては文学者というよりも文化人的なイメージを私は持っています。  彼の専攻は英文学ですので、元々「国語」そのものに対する興味関心は低く、「人間心理」の探求に熱心だったと思います。  「うるさい」に「五月蝿い」を当てるなどユーモアにも長けていた人ですので、深い意図があって当て字表記をしたのではなく、遊び心で漢字を当てたのではないかと思います。  明らかに誤用と思われる表記も漱石は使っています。  平仮名よりは漢字を使ったほうがよいという程度に考えていたのかもしれません。

回答No.2

こんにちは! 調べてみましたぞ!! 私も勉強になりました。参考になれば幸いですw ↓参考サイトのURL

参考URL:
http://gogen-allguide.com/to/tonikaku.html
  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

クイズみたいで面白いので、全くの当て推量ですが回答してみます。 兎の耳がピンと立ったところは角(つの)と言っても良いような形状になります。 あれは角だ、いや耳だという論議があっても不思議ではないほど角のように見えるということにもなるでしょう。 ましてや、兎を初めて見た者同士の場合、このような論議はどちらも自分の言い分が正しいと思うため際限なく続く可能性もあります。(ちょっと強引?) つまり、一向に収拾がつかなくなる。 こういう時に第三者としては、『まあまあ、そんな事をいつまで論じていてもどちらも証明ができないわけだし、キリがないでしょう。なんにしてもまず次へ進みましょうや。』と言わなければならなくなると思います。 そこから、「色々事情があるとは思うが、それはさておきまず次へ進む」という意図を持って話したい時に「兎に角」あるいは「兎も角」と言うようになったのではないでしょうか。 実際のところはどうなんでしょうか。 専門家の方のご回答を共に期待しております。

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