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花粉管の中に精細胞があるを詳しく。中学三年
教科書では上記しかわかりません。はじめは花粉の中に精細胞があるのですか。花粉管が伸びると花粉の中から精細胞が入って(移動して)いくのでしょうか?教科書だけを読むと疑問です。お答え下さい。
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ご質問の通りです。成熟花粉は花粉管核と雄原核(雄原細胞)があります。発芽して花粉管が出来ますと,雄原細胞は細胞分裂しまして2個の精細胞になり,その花粉管内に花粉管核と共に移動します。そして花粉管の伸長によって胚のうへと運ばれます。 花粉管はアクチンというモザイク状のレールが次から次へと足された上をミオシンと呼ばれますモーターが色々な物質を運搬しています。原形質流動と言いますが,これを阻害しますと精細胞等の移動は抑えられてしまいます。中学生としては高度な質問ですね。何かの参考になりましたなら… ○本文中に模式図があります。 http://www.d7.dion.ne.jp/~y_takeo/biobook/biob031.htm
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- suiran2
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参考URLの重複受精の項をご覧になりましたか。花粉は減数分裂(配偶子と呼ばれる細胞を作る特別な細胞分裂です。)後の未成熟の花粉細胞は,小胞子細胞または花粉四分子と呼ばれる単細胞です。しかし受粉に関わります成熟花粉は一度分裂して2細胞になります。 一般の光学顕微鏡では成熟花粉は花粉管核と雄原細胞の核だけが見えます。ですから雄原細胞は雄原核と呼ばれていました。現在は電子顕微鏡等で雄原核は少量の細胞質を持った細胞(雄原細胞)であると考えられています。 高校で教わると思いますが,花粉は単細胞ではなく配偶体と呼ばれます多細胞体です。中学生では少し難しすぎるのではと思いますが…
補足
ありがとうございます。単細胞でないということを意識しておきます。詳しくわからなくてもこれは大切なことです。別項目の質問を出しますがそれもよろしく。
補足
ありがとうございました。後半はまだ必要ではないと思います。紹介サイトを見ました。念のため。受粉前の花粉は単細胞でしょうか。顕微鏡でもそう見えますが。