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花粉の発芽

寒天培地を使って、花粉の発芽と花粉管の伸長を調べる実験をしました。 花粉の発芽条件は何かという課題が出ました。 水分はいるという事はわかりました。他に、何が必要なのですか。温度は関係ありますか。 寒天培地で行うのはなぜですか。 固定するためかと思ったのですが・・・。

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noname#29428
noname#29428
回答No.1

高校生でしょうか。花粉の発芽の基礎的な部分は,あまり研究されていないのが現状です。ですから課題としてはあまり良いものではないですね。というわけにもいかないのでしょうから… 温度は関係します。発芽させる際の温度は,植物によって違いますが,高い方が発芽率は一般に高くなりますが,35℃を超えますと低くなります。また,花粉管の伸長は25℃ほどで一番伸長します。さらに発芽前の保存温度は低いほど発芽します。また,発芽させる時刻も影響します。 ややこしいですが… 寒天培地で行う必要性は,高校生くらいの短時間の実験の場合には本当は必要ありません。極端な話,水で封入しただけで観察が可能です。 しかし,長時間になりますと花粉管との浸透圧の関係で水では原形質吐出が起こり破裂してしまいます。また,花粉管は蔗糖などの栄養を取り入れながら伸長します。ですから一般的には10%前後の蔗糖を含ませた寒天培地で行います。 こんなものでよろしいでしょうか。

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