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削りたての白い鉛筆とは?

10年以上前の話ですが。 「削りたての白い鉛筆くらい好き」という言葉を聞きました。 「どういう意味?」と人に聞くと、「えっ、わからないの?」と苦笑されました。 以来ずっと考えていますが、いまだにわかりません。 私はからかわれたのでしょうか? おわかりになる方がいらしたら、是非教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • alchera
  • ベストアンサー率45% (209/457)
回答No.3

>「削りたての白い鉛筆くらい好き」 の意味そのものというよりも、「当然わかるべき言葉だったのか?」というのがご質問の主旨だと思いました。その線に従って回答させていただきます。 >「削りたての白い鉛筆くらい好き」という言葉を聞きました。 どのようなシチュエーションだったのでしょう。 本当に耳で「聞いた」のですか?出典はありますか?話し手はどんな立場の人でしたか? 言葉には色々な顔があります。「表現としての言葉」「直接的なコミュニケーションとしての言葉」は、そのうちの重要な二つです。……だと思います。 当該のセンテンスは前者ですね。表現としての言葉は、話し手(発信者)のものです。受け手がどう感じるかは(言葉の性質上、無視は出来ないと思うけれども)二次的なもの。なので、より主観的なものになる可能性があります。=必ずしも万人向けだとは限らない。 「えっ、わからないの?」と言った方(仮名:白雪姫)は、発信者とはまた別の方ですよね。 その時の態度を実際に見たわけではないので、それが本当に苦笑だったのか、別な意味を含んでいるのかの判断は出来ませんが、もし質問者さまがおっしゃるようにそれが苦笑だったとしたら、質問者さまとその方とでは、「わかる」の使い方に違いがあるのではないかと思います。 白雪姫さんの「わかる」は、そのセンテンスが表現としての言葉であることがわかる、という程度のことで、”なんとなく言いたいことはわかる”というレベルなのではないでしょうか。 それに対して、質問者さまが求めているのは「納得」の意味での「わかる」なのではないかと。 当該センテンスについて考えてみると、まあ大多数の人が「納得」するには無理がある表現です。 だって、「削りたての白い鉛筆」をどのくらい、どのように好きか、というのは実に個人差がありますものねえ。受け手が出来るのはせいぜい想像でしかありません。想像程度では「納得」というほど強い「わかる」になるのは難しい。 わたしはこの種の主観的な表現は、やはり人を選ぶと思います。感性が合わなければ「納得」にはならない。それは誰が劣っているわけでも、悪いということでもなく、ただ「違う」ということでしょう。 もしかすると白雪姫さんは、その感性が合ったのかもしれません。「納得」したのかもしれません。が、このセンテンスが主観的な表現だという前提なら、「わからないの?」という苦笑はおかしい。個人的な感性のものだからです。 まとめますと、白雪姫さんの苦笑は、 1.「わかる」という言葉の意味の違い 2.主観的な表現だと気付いていない、またはどんな表現であろうと「わかる」べきだと考えている のいずれかによるものだと思います。 1であるにしても2であるにしても、わたしは苦笑する方が間違っていると思うので、まあ「質問者さまはお気になさらず」と言いたいのですが…… 個人的には、この「削りたての白い鉛筆くらい好き」というセンテンス、嫌いですねえ。 「削りたての鉛筆くらい好き」ならいいんです。わたしは鉛筆好きなので、好きの修飾で「削りたての鉛筆」が出てきても納得出来るのですが…… でも「白い」がものすごく邪魔ですねえ。ものが鉛筆だけに、どうしてもイメージは「白い色鉛筆」にいっちゃうじゃないですか。で、わたしは白の色鉛筆は嫌いなんです。使いどころがないし、なかなか減らないし。 白木の、という意味も考えられなくはないですが、耳で聞いた場合に瞬時に思い浮かぶのは色の方でしょう。イメージの揺らぎが非常に気持ちが悪い。 とは言っても、こうやって質問として出てきて、じっくり考えた結果そういう感想を抱くのであって、実生活でふと聞いただけのセンテンスなら、右の耳から左の耳へ抜けそうな、そんなレベルではありますが。 この件を10年以上忘れずにとっていた質問者さま、わたしはそういうコダワリが好きです。(まあ、あまりコダワリすぎると内面生活が大変になりますけれどね)どうぞ今後とも、適度なコダワリを。 ……それから、大変回りくどい回答になったことをお詫び申し上げます。直接的なコミュニケーションが必要であるはずのQ&Aで、ずいぶん恣意的な書き方の回答になってしまいましたm(__)m。 ご機嫌よろしゅう(^^)/~~~。

kirara_2525
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 alcheraさんの考察はとてもおもしろく興味深く、引きずり込まれるように読んでしまいました。 今となっては私がどんな質問をしたかなどどうでもよく、alcheraさんのご回答に出会えたことそのものに価値があったように感じています。 うーん、表現って、コミュニケーションって、深い。おもしろい。 大学の頃「日本語文章構成法」という授業をとっていましたが、そういう勉強がまたしたくなってきました。 ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • nhu
  • ベストアンサー率41% (19/46)
回答No.5

「削りたての白」というのは、 たぶんみなさんおっしゃる通り 削ったばっかりで、 芯の黒いので汚れてない木の部分 のことだと思いますが、 「~くらい好き」 というのは、とても独特ですね~。 意味を聞いて 「わからないの?」と返されたことから見て、 なにか、ドラマか小説かマンガなどのセリフの引用だったのかもしれませんねえ。 そうおっしゃられた方との、共通の趣味を洗い出してみては? もしくは、白の色エンピツですかね? 結構色鉛筆の白って、特殊な存在ですしね。 私は、乙女チックで好きですよ、この表現。 なんだか、赤毛のアンを連想しますが(笑)。

kirara_2525
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >なにか、ドラマか小説かマンガなどのセリフの引用だったのかもしれませんねえ。 そうなんです、私もそうかなと思って、「有名な言葉だったのか?」というところも確認したかったんです。 でもご回答くださった方々の内容から、万人に知られているセンテンスでもないということがわかり、なんとなく安心(?)しました。 ありがとうございます。

  • starsip
  • ベストアンサー率36% (22/60)
回答No.4

白い鉛筆? 美術・・? http://homepage.mac.com/ta_da/ URL載せますが、違ったら補足ください。

回答No.2

10年前というと、鉛筆はもう絶滅に近くなってましたよね。 時代が変わったんだなという意味の苦笑かなー。 鉛筆を削ると、なんだか綺麗なんですよね。清清しい。 黒くて硬いい芯の先までぴんと尖っている佇まいや、 削られた木の部分の真新しさが、フレッシュで美しいんです。 で、その鉛筆で書いていると、木の分は黒ずんで薄汚れた感じになるし、 芯の部分は鈍ったく丸まってきて、線も太くいびつになって、 書きにくくなってくる。 そうすると、また削る。 みすぼらしい感じだったのが、真新しい感じになる。 いま風に言うとどんなだろうなー 洗いたてのT-シャツを着るとか、 洗車したての車でドライブするとか、 そんな感じが近いかなー。

kirara_2525
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私も鉛筆削るの好きです。鉛筆削りよりも、カッターナイフで削るのが好きです。 真新しい気持ちで好き、のような意味だったのかしら・・・?

  • Feb12
  • ベストアンサー率29% (674/2296)
回答No.1

本当の白色でなくても、「白」と表現することはあります。 カンナで削ったような手を加えていない状態の木を白木(しらき)と言いますが、そういった意味で白と表現したのだと思います。

kirara_2525
質問者

お礼

ふむふむ、なるほど。 参考になりました。ありがとうございます!

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