心惹かれる一枚の絵
上野の国立西洋美術館に友人と絵画展を観に行きました。
彼女は、特別展を観た後、常設展に好きな絵があるというので一緒に観に行きました。それはゴッホの「ばら」という絵でした。
残念ながら私にとってその絵は、なんだかぼんやりした色彩でちっともいいと思えなかったのです。
でも彼女は「ここに来ると必ず会いに行く」という、彼女にとってはとても心惹かれる、大好きな絵なんですね。
私と彼女の感性は違うけれど、そんなふうに何度でも会いに行きたくなる自分だけのお気に入りの絵があるというのは素敵なことだな~と思いました。
私もそんな絵に出会いました。ミレーの「オフィーリア」です。
最初にTVだったか何かでちらっと観たときに、とても印象的で心に残っていたのですが、その後実物を間近に観て忘れられない絵になりました。
観たままの感想を言うと、「この女の人はどうして水に浮かんでいるんだろう。手に花を持ち、まるで歌を口ずさんでいるよう。」その光景がなんとも不思議で女の人の無心ともいえる表情と状況のギャップに強く惹きつけられたのです。
長くなりましたが質問は、世間の評価や専門的なこと抜きにして、『貴方の今までに出会った心惹かれる一枚の絵はなんですか?』というものです。
人によって感じ方はまったく違うと思いますので、他の方のお話もおうかがいしてみたいと思いました。
私自身、絵について専門的なことはまったくわかりません。ただ自分の感性のまま、好きとか嫌いとか感じるだけの観方しかできません。
ですので難しいことは抜きにして、お気軽にお答えいただければと思います。
お礼
社会に何かを訴えるための思い、理由が必要なんですね。 有難う御座いました。