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食品小売業の仕入・売上管理
1月から主人が食品の小売業を始めました。仕入・売上とも現金取引です。 経理の知識がないのですが、青色申告をしたほうがよいと本に書いて あったので、とりあえず青色申告の申請をしました。 売上金はすべて通帳に入金して、仕入や経費の支払は通帳から引き出して 支払をしています。現在はとりあえず現金出納帳のみ記帳しており、 通帳の残高が利益だということくらいしか把握してません。 1、小売業で小額で不特定多数のお客に販売する場合でも仕入や売上の 細かい記帳(種類ごとの販売金額など)は必要でしょうか? それとも売上金額の合計のみでよいのでしょうか? 2、売り切れる程度の仕入しかしていないため、帳簿で在庫管理はせず 商品の現物のみで把握しているだけですが、毎月の在庫管理は 申告上帳簿が必要でしょうか?1年に1回、申告の時に在庫を 数えるだけでもよいのでしょうか? 3、その他必要な帳簿は何でしょうか? 4、経理や税務の知識がないため税理士さんなど専門家に帳簿管理を 依頼したほうがよいかとも思案しているのですが、年間売上2000万程度 (利益はその半分くらい)の小さい個人小売業の場合、税理士さんに何を 依頼したらよいのでしょうか?また支払う報酬はどの程度が相場なの でしょうか?
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kukuraraさん こんばんは 1に付いて 掛け取引が無いのであれば、売り掛け帳・買い掛け帳は記載しなくて良いですね。現金出納簿上の売り上げ金額は、1日の売り上げ合計額で問題は有りません。 2に付いて 商売上してはいけないのが、お客様が買いに来た時に希望の商品が無い事です。こう言う事が続くとお客様の店離れに繋がってきます。ですから、仕入れは商売上一番難しい事なんです。以上の事を無くす為に、必要なのが商品管理です。 例えば青果物を扱っているスーパーでは、個々の野菜等にもバーコードが貼られているのを見た事が有ると思います。これは個別に売れた個数をレジでカウントするために必要な物なんです。そして、どの時期に何が何個売れたかと言う事を管理して、仕入れる数を決めています。そして極力販売ロス(在庫が残らない様に、またはお客様が買いに来たにも係らず売り切れてしまったと言う事がない様に)がない様に仕入れ数を管理しています。 バーコードを使ったPOSレジを使う事までは必要ないとしても、どんな商売でも在庫管理は商売の最低必要な事と私は考えていますから、どんな形でも良いですから在庫管理はして下さい。 実際の確定申告では、在庫管理の帳簿は必要有りません。年一回の決算時に在庫数調査するだけです。 3に付いて 青色申告を選択されたなら、科目別の経費のトータル金額を記載しなければなりません。もし経費の支払いが現金のみだったとしたら、帳簿上は現金出納簿に記載されるだけで本来は十分です。ただし確定申告時に、一年間の現金出納簿から科目別の経費を拾い出すののは大変な作業だと思います。ですから、確定申告作業を少しでも楽にするために、科目別の経費帳を作られる事をお勧めします。 それと最低限事業に使っている備品等で購入か価格が20万円以上の物は減価償却しなければなりません。従って固定資産台帳(減価償却台帳)は必要になります。 4に付いて 10年位前の古い例で申し訳ないのですが、父が商売をしていた時は必要な帳簿の記載は全て父が行い、その帳簿を元に青色申告の決算報告書や確定申告書の記載だけを税理士さんに依頼していました。その時の報酬が6万円位でした。今はもう少し高額なんだろうと想像します。 私は貧乏性なんだろうと思いますが、父が支払っていた6万円すらも勿体無いと考えます。それに起業1年目ですとどれだけ利が出るか解らないわけですから、経費として6万円を出せるかどうかわからないわけです。ですから、ご自身で確定申告作業を行なう事をお勧めします。そうすれば毎年掛かってしまう税理士報酬を払わないで済むわけです。事業をする事は色々有りますが、まずは経費節減する事と私は考えています。6万円もの経費節減できる事ってなかなかそう無いと思います。ですから経費節減を兼ねてご自身でされたらどうでしょうか???そして税理士さんに報酬を支払ったつもりになって、6万円で家族で旅行にでも行かれたらどうですか???6万円有れば近場なら1泊の旅行は出来ると思います。その方が、きっと楽しい人生になると思いますよ。 ご自身で確定申告を行なう為には、最低限の簿記の知識が必要になります。記載内容を読む限り多分個人事業主だと思いますから(違っていたらごめんなさいね)、個人事業主が自力で確定申告を行う為の最低限の知識が日商簿記3級と言う事になります。ですから、日商簿記3級をマスターされる事をお勧めします。私の場合は6年前に薬局を開局したのですが、開局して経理に困らないように開局前に簿記学校に通って日商簿記3級を取得しました。自力で勉強されるのも方法ですが、簿記学校に通われた方が手っ取り早いと思います。3ヶ月の午前中だけのコースでした。確か夜間のコースも有ったかと思います。そうやって自力で確定申告を行なうことをお勧めします。最低限の簿記の知識と慣れで誰でも出来てしまうのが個人事業主の確定申告なんです。難しくないですから・・・。 後は青色申告会に入会する事をお勧めします。青色申告会は、日々の税務・経理相談から、確定申告時の相談会等色々な事を行なっています。私は若干のの簿記の知識しか有りませんから、控除等法律的な事はわかりませんので確定申告時は青色申告会の相談会にお世話になって控除等を教えてもらい、確定申告を済ませています。青色申告会の会費は私の地区では月当り1300円です。 私が青色申告会にお世話になりつつも自力で確定申告をこなせるのは、若干の簿記の知識と青色申告会が有っての事と考えています。ですから、日商簿記3級レベルの簿記の知識の習得と青色申告会の入会をお勧めします。 色々書きましたが、何かの参考になったら幸いです。
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- zorro
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(1)特に必要ありませんがレジ等の販売記録の控えは保存してください。 (2)毎月管理したほうがロス等が発見できますのでお勧めですが、必要事項ではありません。 (3)http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Euro/1397/16.html (4)申告業務を依頼してください。http://homepage2.nifty.com/skj/rei.html
お礼
早速のご回答ありがとうございました。
お礼
sionn123さん、とても丁寧なご回答ありがとうございました。 簿記3級が分かれば、なんとか自力できるんですね。現在簿記3級の講座(週3x4週)には通ってますので、とりあえず頑張ってみます。 税金や控除等の法律がイマイチ私もわからないので、青色申告会の相談の利用も検討してみようと思います。 まず簿記の習得と青色申告会への相談をして、それでも分からない場合に税理士を検討しても遅くないですよね。