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体から光り?のタネについて
よろしくおねがいします。 科学カテということで、その線からのご回答をお待ちしておりますが、伝聞によることで不確定要素が強いのでネタ自体が勘違いということも考えられますことをご容赦ください。 ある宗教学者が、岐阜県の山岳信仰を調べに出かけたそうです。これはその学者の書いた話です。そこで、一枚の写真を学者は見ます。 行者の体から光が出ているそうです(写真掲載なし)。それは旅館のロビーだかにかかっていたそうで、旅館の人に聞くと、木曽の行者さんが、念を込めて集中すると「みるみる体から光が出てきて」、「みんなの目に見え」、「撮影も出来た」そうで、それがその写真だそうです。不思議でしたねぇ(旅館の人)、というお話です。 なお、その学者自身は、あくまでもそこで見聞きした話として書いていて、これについて特に何か特定の宣伝的立場などは採っていません。 えーと、私は「それは、未知のエネルギー、気だよ」とか、という回答を否定はしませんが、欲しているわけでもありませんのであしからず<(_ _)> 科学的視点からこの光のタネについて、見当が建てられましたらよろしくお願いします。旅館人や、学者の勘違い、見間違い(白い行者服ですのでありえると思いますが)、集団ヒステリー、ただのガセネタの線もありえますのでご了承の上お願いします。
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ぼぉーっと光っているか,明るく光っているかでいろいろ考えられます. (写真ですとその区別はつきにくいかも.露出の関係で.) ぼぉーっとなら,「燐光」が考えられます. (燐光は燐と必ずしも関係ありません. 励起した原子がゆっくり脱励起して長時間光を発することを「燐光」と言います. 夜行塗料は「燐光」の応用のひとつです. 尚,墓場で燐が燃えていた,は「燐光」の燐の字が誤解されたものです. 何故なら体内の燐はごく微量なので,光続けることは不可能です. これに対向するものに「蛍光」があります. 「蛍光」は励起した原子が素早く脱励起してピカッと光を出します. 蛍光灯はその応用のひとつです.) 状況から考えて,念をこめて集中ですから体は余り動かしていないと思います. 更に,突然光り始めたのではなく,みるみる・・・とありますから, 光量が次第に増大したと考えられます. すると,可能性が最も大きいと考えられるのは, 「可変抵抗のツマミをこっそり回して電球を段々明るくした. 但し電流は着込んだ服の下に入れておき,外からは間接照明のように ほんわり光るように見えるようにした.」 ではないでしょうか. ぜひその光を現場で「分光」してみたかったですね. 簡単には「プリズム」などを通して見てみたかったです. 例えばそれが連続波長的な光ですと,その光を発する物体の温度が分かります. もし離散的な波長ですと,その光を発する電球の種類が分かります. なお,本当に体から光を発することが出来るのならば, それは物凄い超能力だと思います. (多分エネルギー的に考えて「燐光」を発するのでしょう.) だからと言ってそれが(一般的に)宗教的に意味を持つこととは別のことだと思います. 私には何故不思議現象と宗教とが結び付くのかが分かりません. これは人間の本能で,夜の闇が怖い=光は有難い,の直感を利用したものだと 思われてなりませんが,まぁそこを何とかこじつけるのが腕なのでしょう. (宗教を否定しているのではありません. 私も行き付けの神社がありますし,教会にも通っていました. ただ,科学的現象と宗教とを結び付けることによって, 科学的思考法を否定する動きが見られると,おっとっとと思います.)
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- tshot
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面白そうな話題なので参加させてください。 (失礼!) アイデアのひとつとして紫外線はどうでしょうか 蛍光物質の入っている染料で染めた衣類に 紫外線(ブラックライト)を当てると結構明るく 光ってみえますよ。最近の衣類にはたいてい入って います。紫外線は目には見えませんし。 パブやレストランでブラックライトが置いてある ところがあります。体験できますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 回答者様のアイデアは、化学系ということになるのでしょうかね。この行者さんがどうであったかということは、結局分からず可能性の提示になるわけですけど、昔の行者の薬学知識や科学知識は、それなりに尊敬に値するものであったというのはそうですね。胃薬(陀羅尼助丸)などが有名ですが。でも、日本の胃薬は、古くからの胃薬や、太田胃散など近年の薬に至るまで成分を見ると、そんなに違いませんので、無茶苦茶専門性が高いかというとそうでもない、という実践が主要なので専門性という点から言うと微妙な知識なのでしょうけどね。 インチキに悪用?もされてしまった面もあったようですけど。
- ultraCS
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おそらくは修験ですよね 修験に関しては、布教のためにいろいろなトリックを使っていたこと(ただし、トリック自体は不明のものが多いようですが)が最近では明らかになっています。発光だけでなく、空中浮遊や瞬間移動、物品引き寄せ(サイババみたいなの)もあり、空中浮遊についてはフィルムも存在します、麻原のやったような膝ジャンプではなく、祈祷をしている修験者がゆるゆると浮き上がるというものですが、一方向からの撮影でトリックを否定できるほどのものではありません。 この発光についても、化学的、生物学的、電気的、いろいろな可能性が考えられます。少なくとも、短時間で写真が撮れ、目撃者が生存している程度の過去ならば、一番簡単な電気的トリックは十分あり得るでしよう。あるいは、夜行性物質を塗るとか、蛍光物質を塗っておいて放射性物質の遮蔽をアシスタントがコントロールするなどもあるでしょうね。 修験者が本当に一人だったかも検証する必要がありますね。アシスタント(表だったていない者も含め)がいたなら、さらに多くのトリックが可能です。
お礼
回答ありがとうございます。 えーーっ、トリックだったんですか・・。こんな質問立てておいて、ぬけぬけと言わせてもらいますが、信じてたのになぁ(汗)。 あ、でもトリックが分かってないのなら、否定されたわけではないわけですね。 そういえば、昔の山伏のトリック話は聞きますね。 現在の山伏は大半が、サラリーマンが休日に服を着て、宗教体験を求めてるものなので、こういうサイババばりのエセ修行者はほとんどいないと思います。江戸期から明治にかけても、修験は神仏分離の煽りで、総統の打撃を受けてますので、タネ伝承も途絶えたものもたくさんあると思います。明らかになっていないのは、残っていないのもあるからのでしょうね。 この話は、今から30年くらい前になるのだと思います。そうなるとタネを使った最後の世代かもしれません。 フィルムに興味があります。そのフィルムについて、論じた本やサイトはあるでしょうか? もしご存じでしたら、お教えくださいませ。よろしくお願いします。
- m4691
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豆電球に乾電池レザービームとフィルターの組み合わせ>此れじゃ単純すぎるのかな? 基も簡単な種こそがマジックでは最高の種である。 此れがマジシャンの常識だけど当てはまらないか(>_<)
お礼
回答ありがとうございます。 豆電球は、私も最初に疑いました。みるみるうちにという表現が、単純に見た人の記憶違いによる脚色によるものなのか、そう実際に見えたのか、見えたのなら見せ方が難しいところかもしれません・・。パッと電気がついたような付き方では、ばれてしまいますからねぇ。 もっといろいろなアイデア?を募集しておりますよ(宴会芸で使うのは無理ですかね。汗)。
補足
自分の質問に、自分で回答するのも、さまにならないですが・・。電球の別バージョンを思いついたので・・。 行者自身が光っているのではなくて、強い光源を少し離れたところから、(助手が)ばれないで当てることができれば、行者の着物に反射して、行者自身が光って見えるかもしれないと思いました。 でも、ふつー、そんな強い電源持って歩くのかなぁという気持ちはあるんですが、やる人はやりますからねえ。
- jameskun
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夜光塗料。ではダメダメですか?
お礼
回答ありがとうございます。化学系の可能性も考えてみる必要がありそうですね。暗闇でやったということではないようですが、人間の記憶は、誇張されるのがこれだけの情報では難点ですね。
その行者さんの事例にあてはまるかどうかは別にして、「私がマジックとして行うなら」という前提でお答えいたします。 わたしなら、コロナ放電を利用します。コロナ放電は、溜まった静電気が突起物(指や髪の毛など)の先から、微弱な光を伴って空気中へ放電する現象です。 まずウールの下着を着込み、その上から化繊の上着を羽織ります。放電しやすいように、上着に起毛処理をするか、あるいはマフラー、アクセサリー等を装着します。 発光現象を起こす際には、暗闇の中で印を切るふりをして、体を小刻みに動かします。これによって下着と上着がこすれあい、1万ボルト近くの静電気を発生させることができます。この静電気が、あらかじめ用意した突起物の先端からコロナ放電を発生させ、青白い光を放ちます。 そして、最後にこう締めくくるのです。「僕の体が光ったって? それは(電)気のせいだよ。」
お礼
回答ありがとうございます。 そうです、そうです。そういう線での回答をお待ちしておりました。もちろん、行者さんを悪者扱いしてるわけではないこともご理解いただけてると思います。未知のエネルギーとかの話に持って行く前に、既知の話で考えてみたいですよね。 コロナ放電ですか。光の雰囲気はいかにもそれらしいかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 分光のこととは、超常現象バトル番組なんかでもよく話題になりますよね。でも、実際にその場に調査する人がいないことが多いのですが・・・。 電球と言っても、徐々に明るくすればいいわけですね。私は電球と言うと、パッとつくものとばかり思ってましたが。電球説、ひょっとして「正解」かも? でも、本当に光っていたらそれはそれで楽しいと思ってしまうんですね。それにおっしゃるとおり、すごいことでもありますよね。 超能力信者さんには、こういう質問を立てること自体、否定のための質問で、すごく不謹慎なことなのでしょうけど、不思議なことの謎を考えてみたいって欲求は自然なことだと思うんですが。解けるか解けないかは別としましてネ。信じる以外には否定しかないという、そういうものでもないとは思うんですけどね。 そういえば、こんなニュースが http://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20060411/JAPAN-209370.html そりゃそうですね。国家機密を無闇に、漏洩されても困るし、お巡りさんしっかりしてくれって感じでしょうね。「超能力捜査官」がテレビの影響で安直にもてはやされてますが、やっとまもともなニュースを見た気分です。