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自己意識・自己認識について
現在、心理学の勉強をしているのですが、乳幼児期や児童期、青年期における自己意識や自己認識の変化と特徴を、それらに関わる外的環境についてまとめているところなのですが、テキストを読んでも、どのようなことが外的環境と関連しているのか、理解に苦しんでおります。外的環境というと、乳幼児期だと、子どもと母親の関わりのことなのでしょうか? たとえば、母親に対しての欲求として、乳房を吸う行為などのことなのでしょうか? 児童期では、学校との関わりということなのでしょうか?読んでいて、漠然とどれもこれだと思うことができないのです。アドバイス願えないでしょうか?よろしくお願いします。
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■乳児期 ○エリクソン:思春期に「アイデンティティ」の獲得に至る為の乳児期の「基本的信頼」 ○ワロン:「他者があるから自己がある」 ○エムディ:生後早い時期に出会う人との関係を通じて自分に調和していくれる他者(母親or母親的な人)、つまり自分にとって肯定的な他者の存在によって、肯定的な自尊感情のある自分の形成する基盤を築く。 外的環境は、母親or母親的な人。 □乳児は、 自分の顔の様子を見て確認できない乳児にとって母親との笑顔の交換は模倣ではなく「共感・共鳴」。 そして、この過程は多様な情緒的表現や情緒の発達に不可欠で、「共感・共鳴」そして情緒的表現の交換は「誇りある私」の形成の前提。 ■幼児期 ○エリクソン:人格形成上の危機的課題「自律性」。 感受性豊かに育てられるべき人格上の主題「自律的な機能」 外的環境は、大人たち □幼児は 大人からの社会的・文化的規範を学び始める。しかし、教えた事をいつから実行可能かは幼児に任せる事が、幼児の自律的な機能を育てる為の重要要件。 ■学童期 ○エリクソン:「勤勉性」人間の特性に従って社会的人格を発達・成熟させていく過程で必要不可欠 ○ヴィゴツキー:(いるかなぁ) 外的環境は、友達 □学童期 好奇心・感動を友達から学ぶ。また、友達に知識・経験を伝えないといけない。仲間に教え、仲間から学ぶ。社会的な勤勉から人格の獲得をしていく。 これが、思春期の「アイデンティティ」青年期の「アイデンティティ」の確立・親密性につながるのでは? つまり、母親→大人たち→友達→友達→職業上の人達・配偶者に外的環境をかえつつ、自己を確立するというまとめ方になるのではないでしょうか?
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- fuku-jam
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乳幼児期に関してしか思い出せないのですが、赤ん坊は泣くことで母親にお腹がすいたとかオムツが気持ち悪いとか伝えることができません。それで最初は母親が赤ん坊の伝えたいことを考えてミルクをあげたりオムツを変えたりします。すると赤ん坊は母親は自分の欲求をすべて満たしてくれる人間だと思うようになります。しかし母親も人間ですから赤ん坊の欲求を間違えることもあります。そうすると赤ん坊は初めて「自分の欲求が満たされない、通らない」ということを理解することができます。 的はずれな回答だったら申し訳ありません。