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日影図の誤差について

今、私の住まいの南側に中高層のマンションが建設中なのですが、最近、建設業者の説明会で日影図と日影時間図をもらいました。 私の住居は近隣商業地域にあるので、日影規制は敷地境界線から5mと10mの測定線の間は5時間以上、10m超の地点では3時間以上の日影が規制されています。 でも日影図を見ると、測定線10mの内側3センチのところに2時間59分22秒という地点があります。普通は誤差も考えて5分程の余裕が無ければ建築確認の審査には通らないことが多いと思うのですが・・どの日影計算ソフト(今回はLabsを使用)を使っても計算上の誤差は無いのでしょうか?また、完成時に施工の誤差などで万が一、違反建築物になる可能性はないのでしょか? 今回、私の住まいへの日影の影響がかなり大きいので、日影図の内容にどうも納得いかない心境です。 教えて頂けると助かります。どうぞ宜しくお願い致します。

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  • altosax
  • ベストアンサー率56% (473/830)
回答No.2

こんにちわ 最近は建築確認申請のありかたそのものへの疑問が世論として 増えて来ましたのでこれはおおいに関心あるところですよね。 日影図の描きかたそのものの原理から考えると、 描画する間隔(時間)を狭くするほど高精度な日影図になる 高精度な日影図にするほど、建てようとするビルの高さは高くできる …という傾向にあります。 日影図は冬至の日だけに限定された太陽光線の投影図ですので、 原理的にソフトによる計算結果の違いはない前提になります (もし違いがあればソフトの製造欠陥といえます) しかし、上記の理由で、昔電卓ぐらいしかなかった時代に手描き 日影図だった頃は精度が粗くて必要以上に縮こまった建物になり がちでしたが、パソコンが普及して高精度な作図があたりまえに なるとギリギリまで迫った設計ができることになってしまいます。 >完成時に施工の誤差などで万が一、違反建築物になる可能性はないのでしょか? これについては#1の方のご回答どおりに施工の誤差があって当 たり前ですので、センチやミリ単位でずれることは当然にあるの ですが、巨大なビルで建物の高さを実測できない場合は正確なこ とがわからないままで終わってしまうケースが多いのではないか と思います。 設計者が気付いていた場合には、地盤面の高さを盛り土である 程度変更調節できてしまいますので、センチ単位での誤差はそう いった調節でクリアされてしまうこともあります。 これが悪質行為なのかというと、建物という品物自体に厳密な 精度が期待できない性質のものであることと、設計デザイン上で の「計画」として地盤面を盛ったり削ったりすることが許されて いるのであまり目くじらをたてられない所があります。 この地盤面の特性を(先住民にとっては悪用)建築主にとっては 有効利用して、わざとがけの傾斜地にマンションを建てることが 流行したこともありました。

rainy-cat
質問者

お礼

お手数をおかけしました。おかげさまでだいぶ疑問が解消されました♪ お察しの通り、建築確認申請そのものに対しての心配や、他にも日影図の制作年月日が建築確認が済んだ日よりも後に作られたものだったこと等色々ありまして、疑念にかられておりました。 詳しく教えて頂けて本当に助かりました。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • ipa222
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回答No.1

建物の高さは数センチ高くなります。 タイルの高さが5cm。階ごとに1cmのコーキングの寸法を確保しますので、階の高さが5cmの倍数であれば、階の高さ+1cmは高くなります。 10階なら10cm高くなるでしょう。 建物の配置も、図面どおりには建たないと思います。 数センチはずれると思います。

rainy-cat
質問者

お礼

ご回答頂き有難うございます!建築について知らないことばかりで困っていました。 建設中のマンションは10階建てです。やはり施工時の誤差ってあるのですね~。 他の住民の方で同じ疑問を持っている人がたくさんいるようなので、教えてあげようと思います。 教えて頂き本当にありがとうございました!

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