私の経験をご参考までに。
まず1つは、しっかりした資料と台本を用意することです。
資料は図やグラフなど、視覚的に訴える要素を多く盛り込んで作るといいですよ。
文章ばかりの資料は読む気がしないものですので。
また、本番の時に目的の部分を手早く示せるような構成にしておくのもポイントです。
台本はセリフだけでなく、どのタイミングで視線を資料に移してもらうか、など、芝居で言うなら「ト書き」にあたる部分も同時に考えておくといいでしょう。
セリフはくどくどと説明すると分かりにくくなりますから、短く簡潔にまとめるのがコツです。
資料と台本が用意できたら、内容を頭に叩き込みます。
ただし、一字一句間違えずに暗記しようとは思わない方がいいです。多少は言い回しが間違っても内容さえ違わなければいい、くらいのつもりで、とにかくプレゼンの手順と内容をしっかり覚えます。
手順と内容が頭に入っていれば自信にもつながり、本番で少しくらい失敗しても、アドリブで何とか乗り切れてしまうものです。
予めじっくり練習しておくと、当日は自信を持って臨めると思いますよ。
発表する時は、ある意味、”恥を捨てる”ことが秘訣でしょうか。
私も人前に出るのが苦手で、こんな芝居がかった言い回しや身振り手振りを入れて話したり、人前で実演してみせたりするのはちょっと照れるな、と思うことがあります。
ですが、自分の中では照れると思うことでも恥を忍んで(?)やってみた結果、分かりやすいプレゼンだったとの評価をいただけたこともありました。
口頭での説明を延々と続けるプレゼンは、飽きられてしまって印象が悪いばかりか、内容も、自分で思っているほど相手には伝わっていないようです。
失敗したら「失礼しました」と一言お詫びすれば済むことですので、思い切って照れや恥を捨て、少々大げさなほどのアクションや話し方を盛り込んだプレゼンをなさってみてはいかがでしょうか。
お礼
目から鱗って感じです。本当にありがとう。