手元資料を作られますよね?レポートのレジュメ程度でよいと思いますが、基本的にその順番に説明していきます。メインの聴衆が教授なのか学生なのか、相手が何を期待しているのかをまず押さえると良いと思います。
プレゼン大好きな私から秘術(?)を。
プレゼンの最初にタイトルを読み上げ、テーマを簡単に話しますね。
テーマに関しては、私は必ず聴衆にクイズ形式で出題します。その回答を聴衆から聞いておきますが、正答はプレゼンを見ればわかる、と言った形でプレゼン中関心を引きつけておきます。プレゼンの内容が曖昧だったり構成がぶれても、聴衆がテーマをはっきり認識していますから、良いプレゼンだったという印象がひときわ強くなります。プレゼンの失敗は、「え?何が言いたかったの?so what?」という気持ちを聴衆に残してしまうこと。 このテーマクイズも、教授はすぐわかるけど他の学生はわからないものにすると、教授の優越感も満足させられてよいです。一般聴衆のわかる言葉でトリビア風(プレゼンの最後に、良いこと聞いちゃった気分を持たせる)にしても良いですね。この出題が曖昧すぎたり、テーマと関係ないと、失敗ですが、大失敗にはなりません。いわゆる前菜なので、メインで回復できます。
また、なめらかに蕩々と話すよりも、短いポーズがあったほうが良いので、あがっちゃったら、「ここまで、よろしいでしょうか?」と言って、呼吸を整えます。私は「ここまでよろしいでしょうか(聴衆を見渡す)」と書いた紙を手元に置いておきました、以前は。あがるとそれさえ忘れちゃうので。
最後に質疑応答の時間をとるのを忘れずに。わからない質問が来たら、「わかりません」と素直に認めるのもプロの作法。「ご指摘ありがとうございました。今後の研究課題とします」と言えばOK。
また時間配分も大切です。短縮するには、表やグラフが効果的です。パワーポイントなどのプレゼン用ソフトを使うと楽ですが、慣れないと悲惨。でも将来不可欠なので、今のうちになれておくと良いと思います。OHPや配布資料で代用もできますね。
後、大切なのは、最低2回のリハーサルです。メンタルリハーサルも何度もすることが大切ですが、実際の場所で本番と同じ状況で1度はリハーサルしておくと成功度が確実に上がります。プレゼンも一つの舞台ですから!
でも本当に大切なのは、内容ですね。
Good Luck!