デザイナーの数とか、デザインの支配率とか、それだけを気にしておられるようですけれども。
デザイナーがディレクターの影に隠れるのは当たり前ですし、事業形態としてディレクターがプレゼンテーションするのは当たり前なんですよね。
労使関係と法的な関係があって、業務は上のものが管轄することになっちゃってるので。
外注のディレクターが、元請けよりも力を持たないこともあるんです。
これに関しては下請法が関わっていたりします。
それでも、法的に力関係が低い人にあえて任せるケースは存在します。
実力が誰の目にも明らかなときですね。
>なかなか伝える能力が身に付かないことに焦りを感じています。
それはあなただけの事情でして。
伝える能力はプレゼンテーション以外でも培うことができるので、焦るのならブログでもなんでもやって、訴求力を育てる方法が取れるはずなんですよ。
裏側でどれだけ積み上げるかが重要なのですが、積み上がってないなと上司に受け止められていたら、チャンスが遠のきます。
ただ待ってるだけなら、それまでだよねえと思います。
上司に見えないところで、かなりあれこれやりました。
いまは顧客に見えないところであれこれやってます。
事業者として、監督として考えたとき、あなたのプレゼン力よりも、プラスアルファの売り上げをどれだけ確保して、リピート依頼を得て、1年間に得る利益を想定したプレゼンにならなければ意味がない……と、ディレクターが考えていたら、経験3年の人には任せられないと考えてもおかしくないんじゃないかなあと思ったりもします。
自分は古い人間ですので、新入社員は3年経験してようやく入口に立つみたいな教育をされてきたんですれど、そういうふうに考えている古いディレクターの部類じゃないかなあと思ったりしますね。
正直なところ、プレゼンテーションを「デザインの意図を伝える作業」とお考えだとしたら、まだ任せられないなと思います。
このプレゼンテーションを確実に通して、最低XXX,XXX円の費用を請求する。
けれどそれだけではなくて、オプション費用追加とリピートに繋ぐトークを進める。
そういった意図で喋ってるはずなんですよね。
ディレクターのプレゼンテーションを聞いて、何を感じましたか?
クライアントがどう受け取ったか、ちゃんと吸収されているでしょうか?
この仕事をどれだけ高く売りつけるか? を考えてますか?
あなたのお気持ちだけが綴られた質問ですから、貴社の事情は誰にもわかりません。
1件あたりいくらの案件になっているかもわかりません。
デザイナーの数とか、デザインの支配率とか、それだけを根拠に書かれても、貴社が年間いくらの売り上げを確保しなくちゃいけないのかについては誰にもわからないんですよね。
3年で経営はわからないと思います。
なぜなら経営側に隠されるからです。
隠す理由は、やってみればわかる、みたいな感じなんですけれどもね。
いまやらなくちゃいけないのは、デザインを軸にした事業の運営の深堀りだと思います。
経験3年のデザイナーがプレゼンテーションできない理由が、そこに必ずあると思います。
それはそうと、いやがらせするディレクターなんだからまともに扱ってもらえない、という視点もあったりしますよね。
以前のエントリーは放置されてますが、そういった部分にも要因がある気がします。
PDCAは個人にもかかってきます。
過去を振り返って次に繋げる視点を深めてください。
お礼
参考になる意見をありがとうございました!