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フル規格

最近、予算案で話題の新幹線ですが、整備について”フル規格”という言葉を良く聞きます。 他にも”ミニ”や”スーパー”などの規格がある様ですが、この”規格”、具体的にどのような区分になっているのでしょうか? 教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Naka
  • ベストアンサー率44% (527/1181)
回答No.1

◆Naka◆ 「直ぐに回答ほしい」のですね?? (^o^) どのような違いか、ということでよろしいですか?? まず「フル規格」新幹線ですが、これは現行の東海道・山陽新幹線、東北、上越、長野の各新幹線と同様の、軌間が標準軌と呼ばれる1435mm、車両の全幅限界3380mmの規格で建設されたものです。 メリットは、とにかく何の心配もなく高速運行が可能であること、最大定員が稼げること。 デメリットは建設費用や用地買収費用がかさむことです。 次に「ミニ新幹線方式」ですが、これは現行では山形、秋田の新幹線を指します。軌間はフル規格と同じ1435mmですが、元々在来線の狭軌1067mm幅だったものを改軌して運行するため、列車同士のすれ違いや、駅プラットホームとの隙間の問題があり、車両の全幅は在来線と全く同じ2495mmに統一されています。 メリットは、標準軌を採用しているため、フル規格路線との乗り入れが可能であること。そしてフル規格に比べて建設費用が安上がりであることです。 デメリットは、遅いことです。現段階では最高時速130km/hですから、一部の在来線特急と変わりませんね。(もっと高速で運転する列車もあるくらいですから) さて、スーパー特急方式ですが、今のところこの方式で営業運転している路線はありません。これは新幹線規格の地上構造物に1067mmの狭軌を敷き、在来線と直通で高速列車を走らせるというものです。この方式では、在来線区間は通常の特急列車として運行し、新線区間では200km/h程度での高速走行となる予定で、現在九州新幹線の船小屋~西鹿児島間がこの方式で建設中です。また、北陸新幹線もスーパー特急方式となる予定でしたが、先日フル規格による建設に改められましたね。 メリットは、在来線との乗り入れが可能であること。ある意味、ミニ新幹線の逆の発想と言えますね。 デメリットは、新線部分の建設にフル規格並みの建設費用、用地買収費用がかかることでしょう。 また、最近「フリーゲージトレイン」というものが注目されてきています。 これは、新幹線区間では標準軌に合わせて、在来線区間では狭軌に合わせて、車両のゲージ自体が変えられるタイプの車両です。 メリットは、乗り入れ区間の建設だけで済むこと。 デメリットは、車両自体の製造価格が高くなることです。 こんなところでよろしいでしょうか?? 何かありましたら、「補足」をください。

yawataya
質問者

お礼

”フル規格”について質問致しました、"yawataya"と 申します。 丁寧なご回答、ありがとうございました。 最近のニュースを読んでいて、自分だけ取り残されてい くようで苦しんでいましたが、思いきって質問してみて よかったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • kohji
  • ベストアンサー率28% (140/483)
回答No.2

補足ですが、船小屋~西鹿児島間もフル規格に変更されました。

yawataya
質問者

お礼

”フル規格”について質問致しました、"yawataya"と 申します。 ご回答、ありがとうございました。

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