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裁判官の人事評価
今般の司法制度改革で、今まで基準などが不透明だった裁判官の人事評価に 新しい制度が今度の4月から導入されることが決まりました。 しかし私はその新しい制度に疑問があるのです。 裁判所の外部からの情報のうち 個々の裁判の結論の当否を問題とするものなど,裁判官の独立に影響を及ぼすおそれのある情報については考慮することができません。 というところです。 裁判官の独立を侵すというのならば、所属裁判所の長が評価権者であるというのも 同じではないかと思ったのですが、どうなのでしょうか?
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日本の判事は選挙で選ばれる訳ではなく、内閣が最高裁判事を任命し、後は順繰りに下へ行きます。 (国民が拒否だけはできる) つまり、アメリカのように普通に選挙して選ぶ訳ではないので、完全には独立していない、中途半端な3権分立です。 結局、内閣に逆らえば、次の最高裁判事に任命してもらえないし、下級審の判事はどこへ飛ばされるか分からない。 (下級審は、地元住民と仲良くなって、判決に影響するのを避けるため、頻繁に異動がある) 誰だって僻地へ飛ばされるのは嫌なので、最高裁の顔色をうかがいながら判決文を書いています。 (反骨精神のある人は、さっさと辞めるか、簡裁あたりへ飛ばされるので、結局残るのは、、、)
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- toshi-tsugu
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たてまえとしては、裁判官は独立していると思います。実際の判決をなども独立していると思います。しかし、最高裁の人事部には、色々な面で気を使っているというように聞きます。所属裁判所の所長のことを気にしているか否かは判りません。 弱い者には強く、強いもには弱い裁判官が多いのではないでしょうか。強い、弱いを何と考えるかはヒトそれぞれかと思います。全く目新しい判断を示す「判決」は珍しく、差しさわりのない「判決」が多いと聞きますので、独立しているようで実際には独立しているとは言いにくい点があるように思います。
- hiroki0527
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「家裁の人」という家庭裁判所裁判官を舞台としたマンガで紹介されていましたが、裁判所所長と所属の個々の裁判官の間では一般会社の上下関係のような関係は無いそうです。 やはり裁判官の独立を犯すと言うことらしいですけど。