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アルケンの臭素水との反応で・・・

アルカンの臭素水との反応の実験で、 攪拌前の試験管は二層に分かれ下が臭素水の黄色で上が炭化水素の無色となっているときに、攪拌するとアルカンは臭素とは反応しないので下が黄色上が無色のままで変らないと思うのですが、実験結果では下が無色で上が黄色となっていますが、なぜなのでしょうか?

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noname#62864
noname#62864
回答No.1

常にこうなるというわけではありませんが、ご質問のような実験結果については、以下のような説明が可能です。 すなわち、臭素はアルカンに溶けます。 アルカンが着色したのは、水層の臭素がアルカンの方に溶けたからでしょう。 また、臭素が水に溶けた場合、一部が下記の反応を起こし、臭化水素と次亜臭素酸(HOBr)になり、それらはいずれも無色であるため、水層の臭素濃度が低下すれば、無色になることもあり得ます。 Br2 + H2O → HBr + HOBr ただし、このことは臭素水の濃度にもよるでしょうから、色の変化が常にそのようになると言うわけではないと思います。 ちなみに、Br2が水に溶けるときの反応は、Cl2が水に溶けるときの反応と同じだと考えればわかりやすいでしょう。

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