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地球が天文的に恵まれている点は?

地球って太陽からあと10%でも遠ければ凍り、近ければ燃えるという話を聴きました。あとテレビでやっていたのですが、地球に隕石が落ちてこないのは木星が盾になってくれているという話も覚えています。 その他、オゾン層やバンアレン帯なども含めて、地球が現存するために、天文的、自然的に恵まれていることを教えてください。

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  • Elim03
  • ベストアンサー率23% (146/632)
回答No.3

 地球上の動植物(人間を含む)は、カーボン・ベースの生物であり、且つ、液体としての水を必要とする特徴を持っている・・・という観点から言えば、#1,#2さんのおっしゃるとおり、極めて偶然に幸運に恵まれたという解釈でよいでしょう。  ただ、あまのじゃく的な考え方をすれば、それは我々がカーボン・ベースの生命体であるが故の、「あとづけの幸運」であるとも言えると思います。  SF的で恐縮ですが、「水」ではなく「メタン」の中で発達する生命体がいれば、地球は熱すぎて幸運どころではありません。  シリコン・ベースの生命体が居てそのエネルギー源が太陽熱であったら、地球は太陽から遠すぎて、やはり幸運とはかけ離れています。  なので、あくまで我々にとっての限定的幸運が、あとづけの理由として「幸運」だったというのが正しいのかも知れません。  太陽との距離について言えば。  他の要素で言えば、木星だけではなく、土星の存在も、太陽系外から侵入してくるものの盾としては、少しは有効なのでしょう。  隕石といっても色々あって、どこからやってくるのか? という点では多彩ですので一概には言えませんが、第五番惑星の残骸だという説のある小惑星帯(アステロイド・ベルト)は、木星よりも地球に近いので、木星の「盾」としての役目も、やはり土星と同様に「太陽系外から飛来する物体への盾」(しかも、守備範囲は限定的)という側面の方が強いでしょう。  現に、彗星が木星へ衝突するという現象もありましたし。  後の要素としては、重力というのもあります。  付きのように重力が小さいと、大気を維持できず、丸裸になってしまいますので、大気を呼吸する生物にとっては致命的です。  逆に、重力が大きすぎると、かなり頑丈で強力な生物でないと、体重を支えきれません。これも「あとづけの幸運」ではありますが。  これに連動する「あとづけの幸運」としては、「気圧の適度さ」というのもあるでしょう。  ヴァンアレン帯とも絡みますが、地球が磁気を帯びていて「強力な磁場を有する」という点も、「貧弱な遺伝子に依存する生物」にとっては幸運です。  宇宙線や太陽風を防御してくれますので。あんなもんをまともに食らったら、たまったものではありません。  未来的側面から言えば、あと二つあります。 1:水星の存在  太陽光発電を有効に行って、そのエネルギーを人類の居住エリアへ伝送するという技術が本格化した暁には、「水星基地(ただし、人間が居住するのは太陽に面しない「裏側」だけ)」というのが、重要な役割を果たす最前線として、貴重な存在となるでしょう。  逆に言えば、あれほど太陽に近い惑星がギリギリで公転していることは、もっけの幸いです。 2:木星及び土星の存在  地球よりも太陽から遠い場所に、巨大なガス惑星が存在するのは、重水素を利用した核融合推進エンジン等の燃料補給基地としては、その存在が極めて貴重です。  地球からしかエネルギーや物資を運ぶことができないとしたら、「遠方」への進出はかなり困難でしょうが、「途中にガソリンスタンドが複数ある」なんてのは、考えにくいくらい幸運でしょう。  #1さんがご指摘のとおり、太陽が赤色巨星になってしまえば、地球も終わりですから、「その前」に地球を脱出するためのエネルギー問題の解決に役立つ存在がこんなにあるというのは、天恵でしょう。  ただ、それよりも更に前に、化石燃料を使い果たしてしまったり、種として滅んでしまったり、しなきゃ良いのですがねー。

silence4591
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます、大変参考になりました。 結果論、生物の適応力…勉強になります。 アステロイドベルトが惑星の残骸だという説も初めて聞きました。 いずれ水星も利用する時代になるんですね…。

その他の回答 (5)

  • Elim03
  • ベストアンサー率23% (146/632)
回答No.6

 #3です。こんばんは  #5さんのご回答を拝見して思い出しました。(遅いっ!>自分)  月があるおかげで、ラグランジュポイントがあることは、「結果論でない幸運」でしょう。  意味がわからない場合は、「ラグランジュポイント」とか「ルグランジュポイント」とか「ラグランジュ点」とかでググってみてください。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.5

ここでもしばしば挙げられてますが, 巨大な衛星である月の存在を忘れてはいけませんね. 月のおかげで地軸がかなり安定しています. また, 月ができたときは現在の 1/10 程度の距離にあったとされていますので, 外から飛来する隕石に対する最後の楯の役割もはたしていたことでしょう.

silence4591
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 月も想定にありました。夜が真っ暗になっちゃいますもんね。

  • First_Noel
  • ベストアンサー率31% (508/1597)
回答No.4

銀河系の端っこで良かったと思います. 中心部は宇宙線や粒子線がすごそうなので. あと,10光年程度の範囲に超新星になった星,なりそうな星がないのも 幸運のひとつでしょう.10光年離れても,超新星になられると地球は焦げ焦げだそうです. 上記は本当に偶然のものだと思います. しかし,#3さまおっしゃるように,それ以外の要素は「結果論的」なものだと思います. なぜなら,別に平均気温が20℃や30℃じゃなくても, 100℃で効率よく触媒作用を行える物質が, 200℃くらいまで硬化しない芳香族系の高分子を作用させてエネルギーを得るような 生物がいてもおかしくないからで,彼らにすれば,「平均気温が100℃で良かった,ものすごい偶然だ」と言うことでしょう. つまり,我々はそのように適応したのです.

silence4591
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 超新星爆発という奴ですね。系外の惑星環境にも恵まれている方なんでしょうか。 結果論も大切そうですね。それが生物の多様性に繋がっていくのかもしれません。

  • mappy0213
  • ベストアンサー率26% (1706/6353)
回答No.2

ものすごい偶然の産物でしょうねぇsilence4591様がおっしゃる通り それが恵まれている点です たまたま恒星から良い具合の距離にあり 太陽系の惑星それぞれが 絶妙のバランスで公転し たまたま飛来した隕石で水蒸気が発生し 水蒸気は地球の引力で星に幕をはり 温室効果で適度な温度を保ち 水が産まれ 微生物が・・・・・・人が・・・ すべて偶然の産物です

silence4591
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 生物って隕石が始まりだったんですか…知らなかった。 それも凄いことですね。

  • cyuucyuu
  • ベストアンサー率13% (19/139)
回答No.1

恒星はやがて膨張し縮小する模様です 人類にとっては、この時間が恵まれていたのでしょう

silence4591
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 太陽系に何事も起こらないこの時間帯に人が生きているということでしょうか。考えてみればそれも恵まれていますね。