キュレーションについて学ぶには

質問

現在美術とは全く違う業界で働いているのですが
アート関係、できれば最終的にはキュレーター（この言葉についてはいろいろご意見あるかとは思いますが、広義の意味で展覧会の企画を中心にできるポジション）になりたく、現在再度勉強することを考えています。
つきましては、私の学びたいことを考えると海外留学も含め視野に入れて考えています。
ただ海外に行ったからといってもちろん何かただで得られるはずもなく、やはり学ぶのであればpost guraduate、修士はとりたいと思っています。
ただ美術系の大学を出ていないので、いきなり院入学は厳しいだろうと思いつつも、UKだとディプロマ→院
という道があると聞き、調べてみたのですが「キュレーション」を学ぶのであればどこがいいのか調べる手立てがわからず誰かご存知の方がいらっしゃったら教えて欲しいと思っています。
自分で調べた分ではゴールドスミスが「キュレーション」コースで修士があるようですが・・・。

他に何かご意見、アドバイスあればどうぞよろしくお願いいたします。

回答No.3

lluunnaa

私自身、美術関連の仕事をしているわけではありませんが、
米国で美術史を専攻していた際に感じたことは、展覧会の企画に携わるには、
キュレーション自体を学ぶより、美術史で学位をとった方が有利なのでは、ということです。
当地では、美術史の博士号取得後、美術館等の機関に採用され、
そこで開催される展覧会の企画に携わるという流れが多かったように思います。

イギリスとは状況が異なるかもしれませんので、ご参考まで。

お礼

最終的には、日本で働きたいのですが、美術史は確かに勉強したほうがいいのですよね。
どちらにしてもそういう知識はきちんと学びたいですし。

ご経験からのアドバイスありがとうございました。

回答No.2

bibikk

数年前に実際クリスティーズでディプロマを取ったものとして一言いえば、クリスティーズではキュレーション自体は学びません。美術の流れを（私のコースでは）ルネサンスから20世紀まで一通り学び、その中でそれぞれの時代の特徴を理解して,鑑定、鑑賞ができるようになる,というのが主旨であるように思えます.たしか2年コースを卒業すれば,グラスゴー大学の卒業資格が得られたと思います。卒業生の中にはキュレーターの見習や、ボランティアスタッフになる人もいましたが,私個人としてはこのディプロマは日本でキュレーターになるには全く役にたちませんでした.
なお、ロンドンではゴールドスミスより、コートールドの方が,美術史部門では権威が高いようにききました。
イギリス人クラスメートがクリスティーズ卒業後そちらに入学しましたが,かなり難関だったときいています。
キュレーションを学ぶには、フランス語が堪能なら、ルーブルの学校に行くという手もあると思います.

お礼

まずは、ご回答有難うございます。
なるほどなるほど・・キュレーション自体はクリスティーズにはないのですね。
コートルードは、勉強不足で恐縮なのですが初めて耳にする名前です。早速調べてみます。
後は、「Curating Contemporary Art」がRoyal College Of Artにあるようで、ここも名前的にはぴったりなので詳しく調べてみるつもりです。
フランス語・・・堪能どころか、全くダメなので残念ながらルーブルという選択肢はなさそうです。

有難うございました！

回答No.1

mikedon

私はご質問の分野にそれほど詳しいわけではありませんが、以前イギリスに居た事がありますので留学先検討の方で少しだけ。

キュレーションを学ぶ為海外へ留学、という方向で決定されていると解釈しまして。

(1)できるだけ多くの教育機関、コースの詳細の資料を集めて比較検討
(2)語学(第一歩としてUKならIELTSなどの能力検定試験対策+専門分野で必要な英語)

一般的に考えてこれらが当面の課題となってくると思います。
＞自分で調べた分ではゴールドスミスが「キュレーション」コースで修士があるようですが・・・。

アートを学ぶのにゴールドスミスカレッジは有名ですが、ゴールドスミスの「キュレーション」の修士コースで学べる事がaasamixxさんの将来目指されている道に有益でありそのコースで本当に納得されているので無い限り、他も当たるべく(1)にもっと力を入れられた方が良いと思います。現段階ではaasamixxさんの方向性がまだそこまではっきりしていないようにも思われますので…。

それにaasamixxさんの場合、修士よりも先に取得が必要なのはその前段階のディプロマ(もしくはアンダーグラデュエイト)のようですから、まずはそちらの方に重点を置いて準備される方が良いのではないでしょうか？

修士コースへの申請はディプロマの後なわけですから決断はそんなに急ぐ必要は無いと思います。寧ろ現地に行って色々学んで行く内に気が変わる事もありますし、当然現地の方が色々と情報を集めやすいですから、ご出発前の修士の学校やコースの決定については目安程度でいいのではないかと思います。

UKへの留学に役立つサイトとしてBritish CouncilのHP(英語のみ)を貼り付けておきますので、もしまだご存知なければ参考になさってください(学校の検索はトップページ左上の"Learning"からどうぞ)。
http://www.britishcouncil.org/home

あとオークションハウスのChristie's(クリスティーズ)とSotherby's(サザビーズ)でもアートのMAコースが有るので念の為それぞれの"EDUCATION"ページのURLを貼り付けておきます。

・Christie's
http://www.christies.com/education/overview.asp
・Sotherby's
http://search.sothebys.com/about/institute/

他国の事情やキュレーターという職業については詳しい事はわかりませんし、あまり具体的な内容ではありませんが、少しでもお役に立てましたら幸いです。
ではaasamixxさんのご健闘をお祈りしています。

お礼

そうですよね！現地でディプロマで勉強しつつ行くコースを検討するという考え方は目からウロコでした！
（なんとなく、ディプロマをとった学校で院にいかなければいけないような気がしていたので）

クリスティーズは知り合いのかたがそこでディプロマをとったということで（その方は自分が目指すところにかなり近いところにいる）それだけでも実りはあるのかなぁとは思っていました。

有難うございました。