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ガスはなぜ燃える?
最近勉強に燃えている小学6年生の息子から、突然「ガスはなぜ燃えるの?」と質問されて答えられませんでした。 木や紙など物が燃えるのは、見えるものが燃えるため疑問にはならないけど、目に見えないガスが、炎を上げて燃えるのはとても不思議だとの事。そう言われるとなぜ燃えるのか説明できません。どなたか子供にわかるようにお教えください。 親の威厳を保つためよろしくお願いいたします。
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いろんな方が説明していらっしゃるので、ちょっと発想を変えた考え方を示します。 いままで方は、燃える方に考えを持っていっていますが、燃えないものとの対比でものを考えてみたいと思います。 お子さんは、小学校の6年生ですが、固体、液体、気体の三態の区別はつきますか。 もし、三態の区別がつかないのであれば、そこの説明からして上げて下さい。 固体とは、一定の形を持っているもので、容器などに入れておかなくても大丈夫なもの。 液体とは、一定の形を持っていないが、コップなどの容器に入れておけば(完全に密封されていなくてよい)よいもの。 気体とは、密閉した容器に入れておかなければ、どこかにいってしまうもの。 水で言えば、固体の状態を「氷」、液体の状態を「水」、気体の状態を「水蒸気」と言います。 この3つの状態の区別がつくのであれば、次のことを教えてあげてください。 全ての物が燃える訳ではないということです。 例えば、固体の木や紙は燃えますが、石は燃えません。 また、液体の灯油などの油は燃えますが、水は燃えません。 このように、燃えるもの燃えないものが存在しているのです。 気体は、風船のようなものに閉じこめておかなければならないのですが、これにも燃える物と燃えないものがあるのです。 本来「ガス」という言葉は、気体を意味する言葉ですが、一般的には、「燃える気体」という意味で使われていることが多いです。 ですから、「空気やその他いろいろと気体があるけれど、燃える気体があるのだよ。そのうち、燃える気体をガスと言っているのだよ。」とこんな感じでいかがでしょうか。 おそらくお子さんは、燃える物に気体の状態のものが、イメージできていないのではないでしょうか。「燃えるもの=固体」という図式が頭の中に出来ているから、気体が燃えるのが奇妙に感じているのではないでしょか。 ちなみに「炎を上げて燃えている」という状態は、元々、固体や液体であったものでも、気体に変化して燃えている状態なのです。ですから、ゆらゆらとゆれて燃えるのです。炭などは、固体が燃えているので、ゆらゆらゆれいでいません。(なを、見ているとゆれるのは、暖められた空気や発生した高温の二酸化炭素などの密度の違いによって、光が屈折してその密度が変化するためにゆらいで見えるのです。) 助言にでもなれば、‥‥。 tukitosan でした。
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- Naka
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◆Naka◆ shigatsuさんのおっしゃる「臭い」っていうのは、いいと思います。 例えば、臭いのあるものとないものを並べて、その違いをお子さん自身に説明させてみます。 するとお子さんは「目には見えない『臭い』という物質が、空気の中にあるんだよ」という結論に達することでしょう。 そこで、すかさず「それと同じように、目には見えないけど、燃えるものがあるんだよ。」と教えてやります。 次にそのままガスコンロに向かい、ついている火の上の方から、石を使った100円ライターを、火がつかないように注意しながら、下に向けてゆっくりガリガリと発火ダイヤルを回します。すると、ガスコンロの火の上で、パチパチと石の粉が花火のように燃えますね。(なかなかキレイなんですよね!) そこで「ほら、細かいからほとんど目には見えないけれど、このライターから落ちた石の粉が燃えているだろう?? ガスはもっともっと小さくて、全然見えないけれど、同じようにちゃんと燃えるんだよ。」と説明してやれば、納得するんじゃないでしょうか?? 蛇足ですが、その後お子さんがライター遊びを覚えないように、ご注意ください。 m(_ _)m
- shigatsu
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補足の「気体が物質かどうか」について。 換気扇、できれば空気清浄機のほうがわかりやすいかも。 ホコリは目に見えても臭いは目に見えない。でも同じ装置を使ってどちらも取り去る事ができる。ってことでなんとなく物質である事が判るんじゃないでしょうか?
お礼
酸素とか二酸化炭素、水素などのことは知っていましたからわかっているとは思うのですが、目に見えないので物質としてとらえられないのでしょう。
- shoyosi
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「ろうそくの科学」という有名な古典があります。 この本はお子様ぐらいの子供にろうそくがなぜ燃えるのか、判りやすく説明した本ですので、お母さんがまず読まれて、子供さんに説明なさってあげるとよいでしょう。 全文ネット上で読めます。
お礼
さっそく全文読んでみました。かなり興味深い内容で、燃えるという仕組みはわかったような気がします。
- 446828
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物が燃えるための条件が3つあります。 1)酸素があること 2)燃える物があること 3)燃えるための熱源があること お子さんが疑問に思っているのは2)番で、メタンガスにしても紙にしても、細かくしていくと、原子になります。紙の場合は固体なので分かりやすく、ガスは気体なので密度が低く目に見えません。結局目に見えるか、見えないかだけで、燃えるという現象は、ある物質(A)と、酸素が結びついて二酸化炭素と、水と、ある物質(X)になることなのです。言葉で説明するのは難しいですね! 式で書くと、 A + O2 = CO2 + H2O + X +熱 となり、このAとO2があり続ける限り燃えつづけます。 この時発生するCO2が地球温暖化の問題になっています。 少しは分かってもらえたかな-?
お礼
燃えるという現象自体がなかなか難しいですね。 いいヒントになりました。
- mihoboo
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目にみえない物が燃えるのは不思議・・・との事ですが、目にみえないからそこには何もないのではなく、たまたまその物質が私達には見えない物なんだ・・・という説明でいかがでしょうか? 気体(ガス)は目に見えないものが多いですが、気体も木も物質です。空気は不燃性ですが(まぁ、燃えたら、酸素が存在しないことになりますが)気体でも可燃性のものはあります。お子様のおっしゃっている「ガス」とは家庭で一般的に用いるプロパンや天然ガスの事かと思いますが、水素だって可燃性の気体ですから・・・。
お礼
その通りプロパンガスのことです。 気体が物質だということもまだ良く理解できていないようでもしかしたら、分子とか原子・電子レベルから話さないといけないかと思いまして…。
- will-y
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ロウソクで説明するとわかりやすいかなと思ったのですが、 ロウソクは固形ですが燃えるときは液体になり 芯のところで気体になって燃えます。 油などほとんどそうではないですかね。 そう考えるとわかりやすい気がするのですが 「なぜ」の部分の直接の回答ではないのでダメでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 私としてはわかるつもりなんですが、どう説明すればいいのかわかりません。結局自分もわかっていないのでしょうか?
お礼
そうですね、燃えるものと燃えないものがありますので比較して考えればいいですね。そして物が燃える仕組みを説明して物をガスに変えて考えるようにすれば納得するかもしれません。ありがとうございました。