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ウニの受精
ウニは確か体外受精をする動物でしたよね? ウニの精子が他の動物の卵と受精したり、ウニの卵に他の動物の精子が受精しない(つまり、異種間の受精拒否)メカニズムって、何でしょうか?教えてください!!
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- TTOS
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No1です。 人為的に異種間の受精を試みた実験があるかどうか寡聞にして知識がないのですが、バインディンの種特異性が高いという記述が参考URLにあります。 魚類でギンブナの倍数体のようにドジョウなどの精子が卵に侵入し発生を引き起こすものもありますが、こちらのほうが例外ではないでしょうか。 http://www.brs.nihon-u.ac.jp/~vetfish/clone.htm バフンウニとムラサキウニは繁殖期が半年ぐらいはなれているので、自然界ではまず交雑の可能性はないと思います。 同じウニ綱でも一般のウニが岩場を好むのに対してカシパン類は砂地に生息しますので、その点でも交雑の可能性は低くなります。 進化で隔離について検討するとき、時間的隔離・距離的隔離・生殖的隔離などがありますが、質問者さんの問われている点については「バインディンの種特異性」がポイントだろうと思います。
- japonicus
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魚の場合も体外受精ですよね。ほかにもいろいろ。 結構、他種の精子と卵が受精してます。 つまり雑種が自然に生じてる。 ただ、雑種受精卵は正常に発生できなかったり、もしちゃんと成長しても1代限りで子孫を残せずに死に絶えます。 ウニの場合も、雑種が生じる可能性あるんじゃないですかね? ただ、 他種の精子が受精するためには、未受精卵の周りにかなり高濃度の精子が無いと、まず受精しません。 同種の精子は積極的に同種の卵に向かって泳いでいきますが、異種の精子が受精するためには偶然的に卵と精子がぶつかることを待つしか無いですから。 ムラサキウニが放卵しているときに、すぐ隣でバフンウニが放精している、なんて事はまずよほどの偶然が重ならない限りありえないでしょう。 他に、 精子核の脱凝集と前核化は卵細胞質にある蛋白質の働きによるので、異種の卵に受精した精子は発生に参加できずに脱落する。 といった事もあります。
- TTOS
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参考URLの 3.受精 を参考にされたらいかがでしょうか。 多精拒否についても記述されています。