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国産のラグジュアリークーペ

このカテゴリーの質問総登録件数:14444件らしいです。笑 現在、アメリカでマーケティングを専攻しています。日本の車の嗜好が海外とずいぶん違うので興味があってこちらに質問させていただきました。 国産車って昔からラグジュアリークーペに相当する車種がすごく少ないですよね?(本当?) 現在は日本はミニバンブームということなのでクーペの開発に力を入れていないのだと思いますが、90年代でスープラやGT-Rが最盛期だった頃も、各メーカースポーツカーはありましたが、ラグジュアリークーペと呼べる物はほとんどなかったような気がします。(現行型のソアラぐらい?) そのために、2ドア車のイメージが悪くなり、2ドア=走り屋や爆音、若者といったイメージになったようにも思えるのです。 アメリカや欧州の場合、スポーツカーやクーペはほとんど余裕のあるお年寄りの紳士が乗るエレガントな物というイメージが強いです。そのため、欧米のメーカーではラグジュアリークーペのラインアップがかなり充実してると思います。 今年の夏に帰国した時、行きかう車を眺めていたら、日本では中年やお年寄りでクーペに乗っていらっしゃる方自体が欧米より少ないような気がするのです。 どうして、日本と欧米では2ドア車に対するイメージや需要がここまで違ってきたのでしょう?(実際違うのか?) また、日本でもし欧米のような路線に走れば2ドア=2ドア=走り屋や爆音、若者といったイメージもなくなり年配の方を始めクーペの需要も今よりは良くなる気がします。日本人が欧米人よりお金が無いとは思えないんです。 皆さんの意見をお願いします。

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  • M111
  • ベストアンサー率28% (229/801)
回答No.6

とりあえず、「実際違う」と思います。 今までのいきさつとして、かつて3ナンバー・5ナンバーの差がまだ大きかった頃は、そう簡単に3ナンバーのクーペを作るわけにはいかなかったが、かといって5ナンバーではコンパクトハッチとの差別化が難しかった、というのがルーツにあると思います。 その後、3ナンバーが割安になるにつれその市場には外国車が入り込み、「車が趣味」と思う人が乗る車、というポジションに落ち着いてしまったのではないでしょうか。 (#3・お礼) >もちろん、土地や場所も関係あるかもしれませんが・・。 自分も、この影響は大きいと思います。 日本では(でも?)、田舎ほど「一人一台」的な所有になります。車庫代は安いとしても、ガソリン代はむしろ高い場合すらあるのに、です。これは、他の交通機関がないからに過ぎません。 逆に言えば、日本の都会は、(混雑度はともかく)鉄道網・バス網の路線・頻度という点で恵まれているというのも理由のひとつではないかと思います。都会に住み、公共交通機関の乏しい郊外には用のない中高年は車に乗らない、だから市場として成立しない、という事ではないかと思います。日本の公共交通機関は、運行の正確さという点でも優秀です。 そして、郊外に用のある人はRVなどに乗るので、やはりこれもクーペ需要には繋がりません。 あとは、飲酒運転に対する考え方も違うように思います。 アメリカのドラマなどでは、パーティーでアルコールを飲んだあとなどに平気で運転している様子が出てきます。欧米では「正常な判断ができていればいい」というような考えなのではないでしょうか(法レベルではどうなのかわかりませんが)。 ですが、日本では計測値で問答無用に捕まります。これにより、サラリーマンにとってマイカー通勤というのはさらに遠のきます。飲み会のたびにタクシーその他の公共交通機関を使う結果、車両の維持費以上に高くつくのです。 もちろん、「会社の同僚と飲む」ことを重視する日本の文化も関係すると思われます。家や近所で飲むなら、そんな心配はしなくて済みますから。 そして、一般に長距離通勤であることもそれに拍車をかけます。 上記のように車を置いて帰る場合でも、家が近ければたいして費用はかかりませんが、日本ではそうでないのが現状です。 もちろん、それだけの距離を毎日運転するのが大変、というのもあるでしょう。 さらに、中古車市場における評価の違いもあるでしょう。 日本では、年式が進むにつれて急速に評価(価格)が低下します。結果、お金がない若者でも、中古であれば簡単に、まだまだ乗れる状態の「かつての高額車」に乗れます。これではすぐに陳腐化してしまって、メーカーの努力だけでは高級イメージを維持できません。 もっとも、高額車オーナーの側も、車に愛着を持たず数年で手放す、という点で非難されるべきですが。 以上のように、日本の社会では、自動車メーカーの思惑以外の部分で2ドア車を求めていないと思います。メーカーとしても、売れないからあまり作らないだけで、ポリシーとして避けているわけではないでしょう。

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  • kusan
  • ベストアンサー率13% (4/30)
回答No.7

言わせてください。他の方々が言われてるとおり娯楽品、駐車場の問題もあります。ですが、私としてはラグジュアリークーペは中途半端なイメージがあるんです。例えば1台しか持てないないしお子さんがいる人はミニバンを買う可能性が高いでしょうし、おじさんは落ち着いたセダンとか乗る人多いじゃないですか、 走るの好きならスカイラインだってスープラだってスポーツカーと呼べるものを買うでしょうし。 ラグジュアリークーペってのは位置的に中途半端だと思うんです。今はスープラ乗っていてR34スカイラインは欲しいと思いましたが今のスカイラインクーペはラグジュアリーに大きく振ってしまったため買う気にもなりませんでした。性能とか別としても、、 やはり私もラグジュアリークーペを買うならセダン買いますし、もっとスポーツならスポーツカーと呼べそうなものを買いますね。

  • zak33697
  • ベストアンサー率27% (275/1016)
回答No.5

思いつくままに書いたので、適当に参考にしてください。 米ならまず経済的に余裕のあるシングルか、子供のいないカップル、家族なら2台以上保有できかつ駐車できる家の一家、保有者であり(一台はバンかSUV もう一台は質問のような車)、状況で使い分ける。日米と決定的に違うは後者でしょう。ある会社のマネジャーは、ゴルフは仲間4人乗せてバン、パーティは奥さんとGM2シータクーペがオープンと行ったところです。30代の米女性ですが2シータに設定した最近のフェアレディZを買物にも、また加州のおじさんはmazda深緑のロードスタをフルオプションで、あるいは中年管理職のビジネスマンはBMW-Zで通勤といった具合です。大方、一台しか保有できない日本人一家なら、車の選定に家族も関わってきますので、いくらそのような車乗りたくても、日本人ではほとんど見かけないでしょう。家族(大人)4人が楽に乗れるコンセプトのスポーツカー?RX-8はこういった背景を如実に物語っています。 上記のようなことに加えて、日本は、年齢、性別、社会的地位から生じるステロタイプ的なステータス(ふさわしい物)を求める傾向風潮があり、平均を望む国民性もあり、diversity多様性が中々受け入れられないことも一因でしょう(逆にいえば、ある意味人目を気にする。ある日本中年はポルシェでドライブ楽しめても、日本のスーパ、安売り量販店には行きにくいといっていましたし、若手国会議員が初報酬で輸入車XXXの車を買いたいといって非難されたのは記憶に新しいでしょう。) そのためか、日本のメーカは、日本中高年の需要は見込んでおらず, 当初から対象セグメントを若年層に絞ったものづくりしかしていないです。ちなみに、フェアレディZ、RX(SA、FC)などは北米マーケットを意識したデザイン設計であり、大まかには日本より販売台数(ある意味需要)が多いので、以前あるメーカは北米で売れなければ日本での販売だけでとても採算取れないとも言っていました。残念ながらいま一番作りたくない車種がも知れません。(本回答ではスペース的に、規制、環境問題は割愛しました)

tomydego
質問者

お礼

>家族(大人)4人が楽に乗れるコンセプトのスポーツ> カー?RX-8はこういった背景を如実に物語っていま>す。 同感です。 日本は、年齢、性別、社会的地位から生じるステロタイプ的なステータス(ふさわしい物)を求める傾向風潮があり、平均を望む国民性もあり、diversity多様性が中々受け入れられないことも一因でしょう>> そうですよね。確かに出る杭は打たれる感がいまだに強いのもあるかもしれませんね。経済は一流でもそういう保守的な部分があるのも日本の特徴であり、それがさまざまな市場に影響を及ぼしてるんでしょうね。

  • natumik
  • ベストアンサー率28% (4/14)
回答No.4

日本の駐車場スペースの事情も欧米とは違うのではないでしょうか。2ドア車はドアが大きいです。開け閉めするのには、結構気を使います。なので、日本のような狭い駐車場で乗り降りするのは年配の方には一苦労だと思います。自分も2ドア車に乗っていますが、狭い駐車場は避けています。

tomydego
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。 確かに駐車場スペースは狭いですよね。2ドア車は確かにドアが大きいですが、その分もっと横スペースが必要なんですかね?自分は特に感じことはないですが、駐車場が狭かったらそう感じるかもしれません。

回答No.3

アメリカでは車は一人一台って感じではないでしょうか? 日本では一家で一台(もしくは所有しない)がスタンダードだと思います。その一台を2人乗りや使いまわしのいいとは言いがたいクーペにあてるのは難しいからではないでしょうか。

tomydego
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 僕も、日本の一家で一台が一番クーペ需要の壁になっている原因だと思っています。その一家一台の原因になっている物の一つが車検制度だとも思います。もちろん、土地や場所も関係あるかもしれませんが・・。

  • bandgap
  • ベストアンサー率17% (49/278)
回答No.2

フェアレディ Z,スカイライン,マツダの RX など,日本ではスポーツカーと認識されていて,アメリカではラグジュアリー・チャンネルとして認識されている車種,多いと思います. なぜでしょうねぇ? ドライブを楽しむ文化の有無でしょうか?

tomydego
質問者

お礼

ドライブを楽しむ文化の有無というのも一理ありそうですね。 しかし、僕的には日本人はとても車好きだと思っていたのですがね。実際、日本のスポーツカーはパワーより運転する楽しさを重視した物が多いですし。 ただ、やっぱり運転する楽しさ味わいたい人は買えない。買える年代層は逆にドライブを楽しもうとは思わないとすれ違っているような気もします。 もちろん中には違う人もいますが・・・。

回答No.1

日本車でラグジュアリークーペと聞かれたら、TOYOTA2000GT、いすず177クーペ、初代シルビアくらいかなって、、 ・2ドア車=高級車=贅沢品というイメージが1つあるでしょう。 ・2シーター車=娯楽品=贅沢品のイメージもあるでしょう。 ・マイカーブーム時にファミリーカーとして4ドアが出 回り、日本でのスタンダードとなった事。  魅力的な2ドア車が無い。  現在の市場にニーズが無いが理由ですかね。 ・潜在的には、子供が仕上がったら夫婦で2シーターオープンを、、という数多く方もいるようです。しかし実際はファミリーカー的機能が優先されてしまうから、やはりニッチな市場となり車種が限られユーザも増えないのだと思います。

tomydego
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 2シーター車=娯楽品=贅沢品と言うイメージは欧米もそうだと思います。 おっしゃる”子供が仕上がったら夫婦で2シーターオープンを”というのが欧米のスポーツカーの形なんだと思います。そういう市場が日本にあってもいいと思うのですが、どうしても欧米に比べると小さいですよね。 確かに、現在は市場にニーズがないこともあり、魅力的な2ドアは少ない気がします。