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スポーツカーの形状
(1)スポーツカーには86やbrz、zのようなクーペが多くみうけられのは何故でしょうか? (2)又、スポーツカーの中でも特にラリーベースとなる車などにハッチバックやセダンなど利便性がある形状(4ドア)をよく見かけます。勿論、クーペも少なからずありますが、ハッチバックやセダンがよくラリーしている印象をうけます。何故、ラリーベースの車にはハッチバックやセダンが多いのでしょうか?私の気のせいでしょうか?
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(1) 「スポーツカー」と一口に言っても、人によって定義が違うんだけど・・・ 最大公約数的な要素で言えば、アクセルやハンドル操作に素早く反応して「速い(最高速度よりも”加速が良い”)」「キビキビ動く」あたりで、それらの能力を得るためには、「コンパクト」「軽い」「低重心」などが求められる。 で、「コンパクトで軽く、低重心」で「カッコイイ」クルマとなると、クーペタイプという選択になる。 (2)質問にある >ラリーベースとなる車 って、WRC(世界ラリー選手権)などの「ラリー」カテゴリーのクルマだよね? WRCのクルマだと「参戦規定」という身も蓋もない理由によるモノだったりする。 今のWRCは、国際自動車連盟 (FIA) が定めた「スーパー2000(S2000)」という競技車両規定が適用されているんだけど、S2000に規定されたラリーカーは 年間2500台以上生産 4座 N/A2000cc以下、ターボ1600cc以下 等の規定を満たすクルマとなる。 加えて、メーカーがラリーなどの競技に参戦する理由の1つ(つーか、最大の理由が)「広告・宣伝効果」なので、”売れ筋”や”売り出し中”のクルマ(イマドキだったら、コンパクトハッチバック車)をベースにするのも”当然の帰結”だったりする。 ちなみに、「ダカールラリー」は「ラリーレイド」「クロスカントリーラリー」といって、WRCなどの「スペシャルステージラリーラリー」や「タイムコントロールラリー」とは別のカテゴリーの競技なので、同じ括りで語ろうとすると無理があったりする(^-^;
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- Sasakik
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#8補足つーか・・・ >”売れ筋”や”売り出し中”のクルマ だったら、「ヤリスでなくても、86で良いんじゃない?」となるかもしれないけど、ヤリスに比べると86は「一回り大きく重い」という、競技車両にとって致命的といえる弱点がある。 また、86などのスポーツモデルは、ユーザー層が限定されていて主力車種といえるような存在ではない。 ”世界を相手”の宣伝の場として有効活用するためにも、トヨタはヤリス、シトロエンはC3、ヒュンダイはi20クーペ(実態は3ドアのハッチバック)、フォードはフィエスタといった「世界戦略車」ベースのWRC専用車両を開発・参戦している。
- bardfish
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自動車レースの歴史を見ていけば自ずと分かるのではないでしょうか? カーブを高速で曲がるときに重心が高いと不安定になりレースではコースアウトでタイムロスもしくは制御不能に陥りクラッシュしてリタイア。 そうならないために重心を低くするために腹を擦るくらい車高を下げたり重いエンジンはなるべく低い位置に搭載し、前後方向の重心のバランスを考慮してレイアウトされていたりします。 いずれもラップタイムを縮めるための工夫です。すると必然的にクーペという形になっていった・・・のかもしれません。 そして、市販車を使用するレースではレース専用車両は参加できません。そのためのルールとして市販された車両台数が定められていたりします。 販売台数に関する取り決めはラリーでも同じです。 ただし、ラリーの場合はサーキット走行を前提とする車両とは求める性能が異なります。 ラリーの場合は舗装され整備された道路ばかり走るわけではなく、未整地の悪路を走ることのほうが多い。そのため車高は高く岩がゴロゴロしているような悪路を高速走行しても大丈夫なように重くても丈夫なパーツが使用されていたりします。 F1などは車の進化を追求するレース、ラリーは実生活に密着したレース。と言うこともあります。 F1で開発されたテクノロジーは市販車にフィードバックされることは殆どありませんが技術者は育ちます。 ラリーの場合は一般道でよく見かける車両が砂漠や雪道をすごいスピードで走る姿を見てカッコいいと思ったり良い成績でフィニッシュすればメディアに取り上げられるなど下手な広告を打つよりも効果があったりします。 ラリーに関しては毎年1月に行われるダカールラリーをご覧になってください。YouTubeに専用チャンネルがあります。今年も正月休みには毎日チェックしていましたw
- tzd78886
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ラリーはセダンどころか、パジェロみたいなオフロード車や日野のトラックが使われたこともあります。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
空力特性はもちろんですが、何よりも「スポーツカーのイメージ」がそれであるからです。ベンツみたいに角ばったスタイルであってもスピードが出るものもあるのですが、世間の大多数は昔のジャガーやフェラーリのイメージを持ち続けているので、それ以外のスタイルはなかなか受け入れられません。フェアレディがZになって以降急激に人気が上昇したことからも明らかでしょうね。
- t_ohta
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(1) 空力特性がいいのでクーペの形状になってしまいます。 (2) 大きな理由は世界選手権のルールです。トップカテゴリーは自動車メーカーの宣伝活動が目的のためベースとなる車両についてその時代の大衆車がベースになるよう形状や大きさが指定されていて、かつてはセダンが指定されていて、現在はハッチバックがベース車両になるようルールが決められています。 古い時代にはポルシェ911や日産フェアレディZなどクーペ車両がトップカテゴリーに出てたことがありますし、現在でもアマチュアが出場するカテゴリーでは形状については規定がありません。
- nsan007
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(1) スポーツカーは性能を引き出すためにはエンジンのパワーの他に軽量化と空気抵抗を減らす事が大切です。まず3ドアクーペは5ドアハッチバックより遥かに軽量で剛性が確保されます。スポーツカーだけでなく元来大型でも軽量化の意味でも3ドアクーペも沢山ありましたが、5ドアの方が良く売れるので現在では一部のスポーツカーしかなくなりました。 クーペスタイルは空気抵抗を低減しますが、高速域だけの事で、それほど効果はありません。折角クーペスタイルにしてもドアバイザーなどを付けてしまうとその方が抵抗が増えます。 それでもハッチバックやセダンよりもカッコ良くスポーティーに見えます。 更にスポーツカーは4人も乗ると走りませんから、前席の2人を基本定員として後席は緊急時のみのしようとするように、わざと頭を下げてないと乗れないようにしているとも言えます。 因みにオープンカーのスポーツカーは剛性確保のために鋼材の補強で重くなり、オープンの走行ではとんでもない程に空気抵抗が増えますから見た目はスポーティーでも加速性能などはそれ程いいとは言えません。 (2)ラリーカーは沢山の荷物を積みます、4輪分の交換タイヤを積んだり、大量の燃料を積んだり、ぬかるみからの脱出道具や、食料や着る物等も積まないと何日もかけて走る長期戦には耐えられません。 サポートカーの活躍する場合もありますが、規定で出来る事は限度がありますから、基本はドライバーとナビゲーターで多少の修理を含めて全てを行いますので、クーペスタイルでは荷物が殆ど積めません。 空気抵抗なんて言ってられないからです。