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残留農薬の何が悪い?
残留農薬は危険という噂を事あるごとに耳にするんですが 具体的に残留農薬の何が危険なんですか? 実害は今までにおきているのですか? 回答お願いします
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残念ながら正しい用法で散布されても残留はします。事実、検出されている事例を沢山知っています。 正しくは「登録農薬を使用基準通りに使えば、残留農薬基準を超えて検出されないはず」でしょうね。 残留するから基準があるわけだし、残留しないなら基準なんて作らず、微量でも検出されたらアウトにすればいいんですから。 農薬は膨大な安全性に関する試験を行い、残留農薬基準が設定されています。 残留農薬基準を決める基準の一つにADI(一日摂取許容量)というのがあります。ADIでは、その農産物を通常の摂取量で一生食べ続けたときに影響が出るであろう量の100倍を基準にします。 人によって敏感な人とそうでない人、大人の子供の体格差などを考慮して100倍となっていたと思います。 ですから残留基準を少し超えたからと言ってすぐに危険というわけではないんです。でも基準は基準、それを超えたものは流通できません。 また、残留農薬基準以下であれば安全かと言えばそうとも言い切れません。 例えばアスベスト。昔は奇跡の鉱物といわれ、もてはやされたようですが、今はご存じの通りです。 農薬の安全性も現在の科学、医学では安全だと思われているだけで、その物質が未来永劫安全だという保証はありません。何年か後には危険とされているかもしれません。 でもそんなことを考え出したら何も食べられなくなります。必要以上に過敏になる必要はないと思います。 わずかppm単位の残留農薬を気にするなら、キンチョールや蚊取り線香も使えません。バーベキューだって一酸化炭素を出す炭火は危険といえます。 農薬によって農作物の収量、品質は飛躍的に向上しました。もし農薬を使わなくなればすぐに食糧危機が訪れるでしょう。
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- ichigousa
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わからん というのが今のところの正解かも 理由は前記の各氏のとおり。 農薬がキャベツの葉の中に固まって入っていて事故。という例があります。 それ以外の微量な閾値にあって、環境ホルモン的作用があるといわれている部分で、さて、人間にどれくらいの影響があるのかというところについては、今後の研究に待つしかないのでしょう。 わからん
- indoken
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最近の具体例を一つ紹介します。 人に対する危険ではないですが、1.アメリカで牧草に除草剤(クロピラリド)を使った、2.その牧草を家畜の飼料として日本に輸入した、3.家畜が食べて、その糞を堆肥にした、4.堆肥を野菜畑に使った、5.作物に異常が発生した、ということです。 クロピラリドは分解しにくくて、堆肥の中にもごく微量にのこっていて、それが敏感な種類の作物にホルモン類似の作用をして異常を起こさせたのです。(7日付け農業新聞に記事有り) これは一例ですし、人間に対する危険性については より厳密に調べられていると思いますが、類似のことが人間の健康に対して、絶対に起こらないという保証はないでしょう。
- voodoomoon
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現在の日本の農薬としての基準を満たし、決められた時期に正しい用法で散布された農薬は残留しません。というのも、それで残留するものは、農薬として登録できません。 しかし、使うのは人間ですから、間違い勘違いもあるし、あるいは故意に正しい方法から逸脱することも、無いとは言えませんよね。 かつては毒性の強いものが農薬として使われ、また、自殺や殺人の道具として使用されたことがあったため、そのように言われていますが、現在、正規に流通使用されている農薬では、ほぼ不可能と思った方がいいと思います。 例えば急性毒性で言えば、農薬よりも食塩の方が危険ですし、発ガン性という点では、ダイオキシンやアスベストは農薬の比ではありません。現在、発ガン性のある薬品は、農薬として登録できません。 このように、化学薬品の中では最も綿密に調べられ危険の少ないものです。それよりも、市販の医薬品の方が、当然といえば当然ですが危険といえます。あるいは除菌剤や漂白剤の方が、直接手に触れる分、危険性が高いと言えないでしょうか? 塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜれば死に至ることもある塩素ガスは簡単に発生しますが、現在市販されている農薬でそこまで危険なものはありません。 薬害も、過去には例えば散布した下流の養殖池で被害が発生したということはありますが、作物に残留した農薬に起因する薬害はありません。 農薬散布している近くで気分が悪くなったということはよく聞きますが、それも農薬の誤飲を防ぐために付けられている匂いによることが多いはずです。 しかし、このような事情は日本国内のみのことですし、冒頭のように正しい用法を前提にした話で、たまにニュースとなる輸入野菜等で残留農薬は国外故のことでしょう。 有機栽培無農薬野菜の安全性という点では、例えば寄生虫のリスクは確実に増大しますね。ですから、無農薬野菜=安全ということも一概には言えません。 あとは消費者自らが判断すべきことだと思います。 個人的な思いで言えば、アメリカ産の牛肉より通常の農薬野菜の方がはるかに安全だと思います。
- indoken
- ベストアンサー率37% (173/457)
見方によっては、 たいへん過激 な質問ですね。 農薬については法律規則によって 危険が生じないようにルールが作られていて、 それをほとんどの人が守っていて、 確かに守られているかを調べる検査も行われて、 結果も公表されています。 ということで、農薬によって 具体的な実害が 今起きている ということは ありません。 しかし、天然には無い毒性のある物質を 扱うわけですから、危険が無い とは なかなか言えないわけです。 それなりに妥当なルールがあっても、 事故的なもの を完全にゼロにすることは 出来ないでしょうし、 今の知識では分からない潜在的な危険性が 後になって見つかるという可能性も 完全に否定することは出来ないでしょう。 実害は無いが潜在的な危険性を否定できない ということだと私は理解しています。
- kazuchi
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少なくとも参考URLに示されるように残留農薬基準が定められています。動物実験によって算出された値を再度日本人の食生活に当てはめた物のようです。 私自身、残留農薬による人体の実害が報告された記憶は無いのですが、農薬の3分の2に環境ホルモンとしての働きがあると言う記事も見ています。環境ホルモンは微量でも作用するので、それによる異常と言うのが出てくるもしくは出ている可能性は否定できないと思います。 農薬散布量と、残留農薬の関係はわかりませんが、農薬散布量が少ないほうが生態系への負荷は少ないと思います。
- cyaboe
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農薬の被害という点で一番に思い浮かぶのはパラチオンです。 今は使用禁止になりましたが、昭和30年代頃には広く使われていて、農作業に従事されていた方たちに健康被害が出ました。
- ststeps
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無農薬野菜等に比べて普通の農薬で育てられた野菜などが実際に害があるのかということですよね? 私もよく思っていました。猫も杓子も無農薬無農薬と全てにおいて優れているような表現は、除菌除菌と子供を無菌室に入れて育てたほうが健康にいいというような風潮に似て、非常に違和感を覚えます。 すぐに害が出るのならば使用が禁止されるでしょうから、現在使われている農薬に関しては今すぐ実害というわけではないでしょう。 現在日本の寿命は世界一です。しかし、いまの高齢者が人生で食べてきたものを考えると、若い頃は無農薬だったでしょうし、保存料やその他の化学物質は少なかったと考えられます。それらの食生活が現在の高寿命を形成したと考えるのは容易ですし、未来においてはそれらの化学物質を摂取し続けて来た人間の寿命が短くなる恐れは多いにありえます。 遠い未来において、実は農薬が発癌性を増大させ、結果寿命が短くなってたというような結論が出るかもしれませんが、現在では到底判断できません。 逆に農薬は寿命に全く関係なかったという結論かもしれません。 いつ来るかわからない核戦争に備え、シェルターを家の庭に埋めるようなものでしょうか? 私見ですが、農薬よりもその他の化学物質のほうがよっぽど寿命に影響を与えると考えていますので、普通に農薬で育てられた野菜を普通に食べています。(でもカップラーメンも気にせず食べていますが・・・)
というか「農薬そのものが危険」ですから。 誤飲による死亡とか、自殺の為に飲んだとか過去に何度も事件になってます。 そんな農薬が食べ物に付いていると・・・ってことです。