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全世界の兵法書なるものを読みたい!
私は、どんな過去から現在まで また、世界中の場所でヨーロッパやアジア等を問わずに世界中の兵法書なるもの、またそれらに携わる世界中の文献を読んでみたいのですが皆さんの知識を教えて下さい。 そして、できればですが、なるべく原文に意味が正確で、また厳密に意味が近いそれぞれの書物の日本語訳の書物なるものが存在すれば、それも紹介して戴けないでしょうか、例→(『呉子』完全日本語約版みたいな)どうか宜しくお願い致します。
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中国古典の兵法書には、武経七書と言われる、「孫子」「呉子」「司馬法」「尉繚子」「李衛公問対」「黄石公三略」「六韜」と言うものがあります。必ずしも元々あったものが全て伝えられているわけではありません。異本も多い一方で、考古学的発掘で失われた部分が補足されることもあります。 七書の中では、「孫子」が三国志の魏の曹操(武帝・魏武)が自身の経験や思索に基づいて注釈(魏武注)をしていますので、これがもっとも有名で、中味が濃いと思います。 「李衛公問対」は、自らが軍事的天才でもある唐の太宗李世民と名将軍と言えば必ず引き合いに出される李靖(衛公)が、軍事に関して問答するという形式で書かれています。本人たちの口述筆記ではまず無いでしょうが、具体的な話も多く楽しめます。 武経七書は守屋洋さんの全訳本が全て出ている筈ですので、アマゾンなどで検索してみて下さい。 ヨーロッパでは、クラウゼヴィッツの「戦争論」が有名ですが、原文自体が難解だそうで、日本語訳を読みましたが、まぁとっつきづらいですね。 兵法書ではありませんが、マキャヴェッリの「君主論」もヨーロッパでの兵略論を見るのなら必要だと思います。 上記は岩波文庫で出ている筈ですので調べてみて下さい。
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- ブレイブ(@bravest)
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ウェブ上で幾つかの兵法書の原文と現代語訳が読めるサイトがありますので紹介します。 先ずは此処を一読してみては如何でしょうか http://maneuver.s16.xrea.com/
お礼
これは面白いサイトですね 貴重な情報を、ありがとうございました!(^o^)y
- m104010
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岩波新書に「孫子」の完訳版があります。原文も記載されておりまして非常によい本です。ちなみに注をつけたのは魏の武帝だそうですが・・・・多分、「呉氏」、「六韜」もあったと思います。兵法書というものになるのか判りませんが「君主論」もありますよ。兵法といいますとなかなか本が見つからないとは思いますが甲陽軍鑑やなんかの日本の兵法の本なんかもあるかと思います。
お礼
質問の回答ありがとうございます(^o^) 『孫子』とかで原文も記載された完訳版の書籍があるなんて初めて知りました(☆。☆)! 早速、その本を手に入れたいと思います。貴重な情報を教えて戴きましたことに感謝します。。
お礼
クラウゼヴィッツの戦争論(日本語訳)ですか!?、 初耳でした・・・改めて自分の無知に気が付きました、ありがとうございます(^o^)y やはり、岩波出版はこの種の扱いの本を探すときに先ず必ずチェックしなければいけないという事がNO.1さんの回答でも認識できました。