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MOS
MOSFETに関する質問があるのでお願いします。 1.まずMOSFETにしかない特徴にはどういうものがあるのでしょうか。JFETよりも入力容量が低いぐらい、トランジスタよりも入力インピーダンスが低い、といったことは分かったのですが具体的にどういう効果の違いがあるのかわかりません。効果の点も教えて頂ければ助かります。 2.またMOSFETにはスイッチングの効果があるようですがどういう原理なのでしょうか。(MOSFETのみにしかできないのでしょうか)過去の質問や検索で調べたのですが根本の原理がよく分かりません。 3.最後にLEDを点滅させる回路でPIC、FET、LEDの順となった回路の解析をしているのですが(PICで点滅の速度を変えるようです。)この場合PICとFETの役目はどのような違いがあるのでしょうか。 ご説明頂けるものだけでもよろしくお願いします。
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- soramist
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失礼ですが、視点が大分違っているように思います。 1. MOS FETの特徴 >JFETよりも入力容量が低い(小さい?) 入力容量の違いを特徴の一つとして取り上げるのが、妥当かどうかと思います。 一般的にMOSはJFETよりも大型のものが多いので、入力容量も必然的に大きいです。 (10~1000倍) しかしこれは、あくまでもMOSが大型(大容量)であるために、そうなったもので、これをMOSの特徴、 と取り上げることには疑問を感じます。 >トランジスタよりも入力インピーダンスが低い、 入力容量が大きいので、インピーダンスは低いです。 最大の違いは、MOSがほとんど「エンハンスメント型」であるのに対し、JFETはほとんどが、「デプレッション型」である点です。 http://www.nahitech.com/nahitafu/mame/mame1/fet.html http://www.interq.or.jp/www-user/ecw/easyradio/2tr-radio/fet.htm http://www1.ocn.ne.jp/~raichi/test/raichi/tr/tr.html 「エンハンスメント型」は、バイアスをかけない状態では、ドレン電流が流れません。 したがって、MOSを使う場合は、ゲートに「正のバイアス」をかけてやらなければなりません。 これに対し「デプレッション型」は、バイアスをかけなくてもドレン電流が流れます。 したがって、所望の動作条件にもっていくために、「負のバイアス」をかける必要があります。 これがMOSとJFETの最大の違いと言えるでしょう。 (失礼、以上はNチャネル型のFETについての話でした。Pチャネル型ではバイアス電圧は逆になります。(^_^;)) 2. スイッチング 上述のように、MOSは正バイアスをかけないと電流が流れないので、正バイアスをかける→オン バイアスを外す→オフ (オン・オフはドレンとソース間)といったスイッチング動作をさせることができます。 しかし、JFETでも負バイアスをかける→オフ バイアスを外す→オンといったスイッチング動作を させることができます。 蛇足ですが、MOSのスイッチングは一般トランジスタによるスイッチングとバイアス方向が 同じであることにお気づきかと思います。 勿論、MOSが電圧でスイッチングするのに対し、トランジスタは電流でスイッチングさせる、という違いがありますが、ドライブの方向は同じです。 3. PICとMOSの役割 PICはマイコン(マイクロコンピュータ)ですから、制御器←指令を出す方 でしょう。 ただ、PICの方は大きいものをドライブするほどのパワーがないので、MOSはこの指令を受けて パワーアップして後段に電力を伝達するもの・・・ということになります。