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1票の格差を決めたのは誰か?
都心と地方では選挙の時の1票の重みが違うらしいことを知りました。 これは誰がいつ決めたことなのでしょうか? 教えて下さい。
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選挙区割りを作った時点で、人口が同じになるはずがないから、格差がうまれるのは当然です。 最初の選挙区割りは、人口に比例(といっても、やはり、議員の数を小数や分数にはできないから、あくまで「ある程度まで」)配分したらしいのですが、とくに、戦後の高度成長の段階で、都会の人口が増えていったにもかかわらず、議員定数がそれにあわせて是正されなかったので、結果として、人口の増えた地域では議員の数に比べて人口がべらぼうに多い、という現象になります。 現在の衆議院小選挙区は、まず、各県に1議席を割り振りしたうえで、人口配分で議席を上積みしているため、最初の1議席の段階で、鳥取も神奈川も同じ1議席、というのがすでに格差です。 参議院の場合は、各県に2(半数改選なので、2未満にはできない)議席を配分したあとで、人口に応じて2ずつ増やしています。鳥取県に2議席を配分した段階で、地方区全体の議席が300ぐらいなければ、格差なしにすることは不可能です。 格差を無くすためには、全国区(比例代表)しかないですが、それをやると、「地元代表のボス」でいつづけたい議員がいやがるんですね。(小選挙区50万人の代表より比例区1000万人の代表の方が格が上だろうと思うのですが、どうも、小選挙区の代表の方が偉そうにしていますから)
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誰がというと難しいのですが、最高裁判決で、ある程度の格差を認めた時点で、合法化されたという意味では、最高裁判所の判事さんたちなのでしょう。1994(平成6)年8月11日に衆議院議員選挙区画定審議会が首相に勧告した小選挙区区割案も一票の価値の平等を実現することはできなかったとされています。最近も、ニュースで一票の格差が問題だとして報じられていました。ただ、その法律を作ったのは、国会です。
お礼
ありがとうございます参考になりました。 なかなか難しい問題ですね。
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