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ガソリンタンクの安全性について

初めまして、以前、「インタンクポンプ」の安全性についてのお話があったかと思いますが、私も同じ様な疑問を抱えていて、その項目を見て疑問が半分解決しました。 「ガソリンタンク内は高濃度の燃料蒸気で満たされているので安全だ」という回答であったと記憶しているのですが、それを裏付ける文献等はありますでしょうか? 話にはそのような事はよく耳にするのですが、文書として見た事がありません。出来ればネット上ではなく、本等で「ガソリンタンク内は安全だ」という事が書かれてあるものがありましたら是非とも紹介して頂けないでしょうか? 不躾な質問ではありますが、よろしくお願い致します。

みんなの回答

回答No.3

追記します。 燃料は、燃料ポンプの吸込み口からポンプ内部に入り、つまりモーター内部(ブラシとコンミテータ部も)を通って、吐出口からタンク外部に出ていきます。 燃料ポンプは内部を含めて全体が燃料の中に入っているわけで、空気がまったくない環境の中で作動しています。 前回の回答の中に 「インタンク式では火花の出るおそれのあるモータ内は過濃混合気の雰囲気中なので、絶対に爆発するおそれはなく、周囲が空気中であるアウトタンク式よりむしろ安全性は高い」と書きましたが、「モーター全体が燃料中に浸漬しているので空気がない」と書いた方がよかったかもしれません。 ところが、ポンプ交換した場合とか、新車の場合はどうかという疑問が出て、「モーター内部は過濃混合気」と書いたわけで、決して「ガソリンタンク内は高濃度の燃料蒸気で満たされているので安全だ」という回答ではありません。 もちろん、先の回答者様の説明のとおり、ガソリンの燃焼範囲を超える雰囲気中では爆発の危険性はありません。 なお、モーター内部にガソリンを通すのは、安全のためとモーターの冷却のためです。 文献ということになると、「自動車技術」誌か、カーメーカーのプレス発表を探し出せば、安全性に問題はないと書いてあると思いますが、何しろ20年以上も前のことですから。

tonycracker
質問者

お礼

なるほど、「自動車技術」ですか。今度確認してみます。 丁寧にお答え頂きまして有難う御座いました。 当分回答は締め切らないので、もし何か発見された時は教えて下さいね。

回答No.2

前回の回答者です。 本で読んだことはありませんが、設計者の話に私が納得した理由をご参考までに補足します。 燃料ポンプの検査規格(JIS)で安全性の要点は、電気接点やブラシなどの電気火花が出る部分に燃料が触れても発火しないことと、燃料が外部に漏れないこと(気密性)の2点です。 私は設計者ではないですが、ブラシ室の空間を詰めて小さく作ると、ブラシ室に入る燃料量は1CC余りほどと思います。1CC余りのガソリンを1gとすれば、理論混合比で燃焼させるための空気量(体積)は、常温で12200CCです。ブラシまわりで発火するおそれはまったくありません。とにかく空気がないのですから。 次に、ポンプから燃料が外へ漏れ出した場合ですが、インタンク式では、漏れてもタンク内ですから、インライン式(タンク外部)より気密検査はゆるくしてあります。 インライン式より安全という根拠です。 工場でラインオフした新車の場合は、タンク内は必要最小限の燃料しか入っていません。ほかにも、ほとんどカラに近くなることもありますが、ポンプを除いて火が出るおそれのある箇所はありません。 そこで、静電気対策としてポンプのアース線は重要です。

tonycracker
質問者

お礼

「設計者にとっては常識である」ということを私は聞いたことがあります。 ですが、やはり文献の類を尋ねると皆さん「昔からの常識だから・・・」と仰います。 何故皆さんご存知ないのでしょうかねえ・・・?

  • nekoppe
  • ベストアンサー率26% (380/1450)
回答No.1

本等の信頼性のあるものは知らないのですが説明はできますので、 液体は燃えないので燃料中でモーターのブラシが摩擦しても引火しないし、高級車はブラシレスです。燃料が少ないとか車体の傾きでモーターが露出しても混合気が濃すぎて燃えません。ガソリン燃焼範囲(爆発範囲)は、1.4~7.6%、と昔から決まっていて、7.6%を超えると引火しません。タンクキャップを外しても空気はガソリン蒸気より軽いので、タンク内に流れ込んで混合気が燃焼範囲まで薄くなる事はありません。タンクが壊れ混合気が薄くなると引火するかも知れません。

tonycracker
質問者

お礼

そうですか、やはり文献はご存知ありませんか。 私も話には聞いており理解はしているのですが、皆さんがご存知であるにも関わらず、文献の類が一切見当たらないのは何か理由でもあるのでしょうか?