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ガソリンの爆発
可燃性液体が燃えるにはその蒸気濃度が燃焼範囲になければならないということです。 もし、ガソリンの給油中に、注入口の近くで何らかの火種があってガソリンに引火したとします。 その場合、ガソリンタンクの中まで引火して、爆発ということになるのでしょうか。 それとも、注入口から中は燃焼範囲を超える蒸気濃度なので、引火は注入口付近だけで終わるのでしょうか。 前から疑問に思っていたので、どなたか教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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ガソリンの爆発限界は 大気中の百分率が1.4~7.6です タンク内は可燃ガスが充満しているので直ぐには爆発はしません 先ず口で燃焼が始まります ボンと音がして炎が噴出します 噴出した勢いで中のガスが吸引されてタンク内の気圧が下がり外気がタンク内に入ります 内部で爆発が起こりますがタンク内の可燃ガスの量が少ないので破裂することは無くガソリンが噴出します これはタンク内のガソリンの充填状態でも違います 一杯に入っているときは穏やかに少ないときは激しいのです エンジン内では可燃ガスが圧縮されてしかも密閉状態なのであのような大きな爆発力になるのです 火炎速度は開放状態と閉鎖状態ではちがいます 閉鎖状態のほうが速いのです
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おっしゃるとおりガソリンの分圧が「爆発限界」内に無ければ、引火してもとろとろと燃えるだけです。 #1のお答えのようにタンク内が空で充分な空気がある場合にだけ爆燃します。爆轟には至りません。 引火してしまったら、落ち着いて給油口に何らかの「フタ」をしてやれば火は収まります。 映画の自動車転落、炎上爆発のようなことは通常ではあまり見られません。映画では衝突した自動車は必ず爆燃していますね。^o^
- outerlimit
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爆発するには、ガソリン蒸気と空気(酸素)が所定の範囲内であることが要件です 通常、ガソリンタンク内は空気の割合が少ないので爆発はしません(ガソリンが空に近く、空気が入りやすくなっていれば爆発の可能性はあります)
お礼
3人の皆様 ていねいなご回答感謝いたします。 この件は前から疑問に感じておりましたし、つい最近読んだ推理小説の中にも、ガソリンの給油口に火のついた紙を入れて、ガソリンタンクが爆発炎上するという場面がありましたのでお聞きしました。 皆様のご説明でやっぱりそんなことは(めったに)おきないのだということが分り、大変すっきりしました。 ありがとうございました。