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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ホスホエノールピルビン酸>なぜエノール型は不安定?)

なぜホスホエノールピルビン酸のエノール型は不安定なのか

このQ&Aのポイント
  • ホスホエノールピルビン酸(PEP)はATP合成の過程でピルビン酸に変換されますが、なぜエノール型が不安定なのか疑問です。
  • また、リン酸エステル結合と酸無水物結合の違いも分かりません。1,3-ビスホスホグリセリン酸の結合の種類が分からなくなりました。
  • エネルギーの生成に関しては求核攻撃や電荷の偏りが関係していると思うのですが、詳しく教えていただけないでしょうか。

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noname#62864
noname#62864
回答No.1

エステルと酸無水物の違いは、加水分解を考えればわかると思います。 加水分解して、酸とアルコール(あるいはフェノール)が得られるならばエステルであり、酸のみが得られるのであれば酸無水物です。 C-O-P結合を持つ酸無水物ということであれば、Cの側はカルボン酸由来のはずです。 すなわち、-C(=O)-O-Pの構造になっているはずであり、加水分解すれば、-COOHを生じるはずです。 エステルであればC=Oの二重結合は存在しないはずです。 1,3-ビスホスホグリセリン酸の場合には、1位の側は酸無水物であり、3位の側はエステルということになります。 エノール型(エノールエステルということですよね?)と通常のアルコールを比較すると、前者ではC=Cの二重結合が存在する点が異なっていますね。この二重結合のために、その部分の電子密度が高くなり(すなわち負電荷が大きくなり)、正電荷を持つH+の攻撃を受けやすくなります。結果的に、その部分が活性化され、加水分解されやすくなります。 一般論として、エステルよりも酸無水物のほうが活性(不安定)であり、アルコールのエステルよりもエノールエステルのほうが活性(不安定)です。 ただし、エノールエステルであると同時に酸無水物になるということはありません。ホスホエノールピルビン酸の場合にはエノール型だからということになります。