バイオマスは生物量、現存量などのことで
乾燥重量で表わされることが多いようです。
個体数(~匹とか~本とか)で表わすよりも種を越えて量を比較できます。たとえばミジンコ50個体とフナ1匹と表現しても分かりにくいですが、ミジンコ5gとフナ100gと表わせば量が比較できます。
同じ種でも条件や年齢により大きさが異なるので、そういう時にもバイオマスで表現すると分かりやすいです。
エネルギーの流れなども分かりやすくなります。
乾燥重量をさらに炭素量に換算することもあります。その炭素量をバイオマスと言うかは知らないです。
植物プランクトンを生物容量で表わすこともありますが、これもバイオマスと言うかは分からないです。
環境問題で使われる「バイオマス」は主に化石ではない生物由来のエネルギーの資源を指しています。これはバイオマス本来の意味からはずれて使われているのだと思います。
エネルギーの流れの理解において生物現存量(バイオマス)の部分を抜き出して、環境用語に使っているのだと思います。
生物学者は最初、「最近環境問題でバイオマスって聞くけど、何だ??」と思ったのではないでしょうか。
補足
有難うございます。 となると乾重量とBiomass weightは異なりますか?私は同じように解釈しているのですが。