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導入預金・協力預金とはどんな預金か
知人に聞いた話しですが,詐欺の犯人が,手段として導入預金とか協力預金をすると聞いていますが,どんな預金かご存知の方教えて下さい。
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- shoyosi
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回答No.1
資金を借りたい人をAとしましょう。Aは担保を持っていません。その時、金持ちのBにあなたのお金を銀行に預けてくれませんか。利息は銀行からも払いますが、私も別に払います(裏金利といいます)といえばBは悪い話ではないので承知します。Aは銀行に行き、お金を貸してください。その代わり担保はありませんが、借りている期間、Bさんが相当分は預金します。銀行にとって見れば、新規預金客は見つかるし、高めの金利で貸せば差額は利益になると思います。ことに、成績を競う支店にとって見ればいい話です。しかし、その預金が融資の資金源とはなっているが融資の担保とはなっていないものであり、このような預金を導入預金(預金の導入を条件にしているため)といい、金融機関の健全経営をおびやかし預金者にも不慮の損害を及ぼすおそれがあるから 預金等不当契約取締法(預金等に係る不当契約の取締に関する法律)で禁止されており、犯罪になります。また、Bが途中で預金を解約したい場合、法律に違反しているので銀行は認めざるをえません。協力預金とは、必要以上のお金を貸し、その差額分を銀行に預金してもらうやり方です。任意の「協力」であれば問題はありませんが、それを条件にしたりするとは禁止されています。