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鉄道線路沿いに建築する鉄骨住宅
鉄道線路沿いの土地に住宅の建設を検討しています。 住宅メーカーの鉄骨系プレハブを考えていましたが知人から「線路沿いは電車の漏れ電流で鉄骨が錆びる事があるので木質系にした方が良い。」といわれました。 このようなことは本当にあるのでしょうか?また対策はあるのでしょうか?ご存知の方宜しくお願いいたします。
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迷走電流と言われる現象です。 影響があるのは地中にある金属に対してです。 鉄道でも直流電化された電車の線路の問題で、非電化路線(ディーゼルカーの走る路線)や交流電化線は影響が無いといわれます。 線路から30メートル以内だと一般的に影響があるといわれます。 直流電車の変電所がある場合は500メートル以内は要注意です。 路線名が判りませんので、直流線なのかどうか、判りません。
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- nobugs
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線路から漏れる、迷走電流による電蝕現象を言っているのでしょう。 金属に電流を流して電子を放出する部分の金属がイオン化する現象です。 一般的に、埋設配管におきる現象で、水道局では沿線1kmの範囲を電蝕範囲として対策を採っています。 鉄骨でも、構造によっては電流の流れが起きて電蝕を起こす場合もありますが、一般的な住宅では、基礎によって遮断され、地面と直接接触はしていないので注意は必要ですが、あまり心配する必要はないでしょう。 同様の現象としては、異種金属の接触によるマクロセル腐食がありあます。
お礼
ありがとうございます。鉄道に近接していることで振動の問題もあり「鉄骨系」住宅でいくことに決めました。
理論上はありえないことは無いと思いますが、ほとんど気にされるようなことは無いのでは。? 「漏れ電流」とは、おそらく電磁波の不要輻射を指しての事と思います。 電車が発する不要輻射には、パンタグラフと架線の接触不良による放電、モーター、電力制御機器などが発するもの、照明、列車無線が出す電波などが考えられますが、それなら鉄道構造物はすべて木造でということになります。 もちろんこれらは常にメンテナンスによって維持されているわけですが、じゃあ自分の命を預ける家をメンテナンス無しで住み続けるつもりか。? となります。 放送局の建物や、その付近に建っている建物などは、電波塔の発する強力な電磁波に常にさらされています し、落雷などは電車が発する電磁波の電力などと比較になりません。 家の中だって、今あなたの使っているPC、TV、携帯、電子レンジ、蛍光灯と数え上げればキリがありません。 それでも、50年以上メンテナンスを繰り返しながら使い続けられている建物はいくらでもあります。 金属のさび、つまり酸化現象は「水」が最大の要因で、電流はそれを促進する可能性はあると思います。 ですが、むしろ気にしなければならないのは、電車の走行振動により通常より構造物すべてに疲労がたまりやすいことで、水、湿気対策をふくめメンテナンスをより厳重にすることだと思います。 何年済み続けるおつもりか知りませんが、木造であろうがS、RC造であろうが、適切なメンテナンスを怠らないことが重要だということを忘れなければ、気にするような問題でもないのでは。? もちろん、施工の段階で急かしたり、値切ったりして手抜き工事をされないことが前提ですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。アドバイスしてくれた友人に確認したところ101pphさんの「迷走電流」のことを言っていたようです。
お礼
既存の建物の水道管は問題なさそうなので一安心しました。ありがとうございます。