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熱の値…ケルビン?
電子部品の営業マンです。お客さんが低温で作動する精密機器を開発されているのですが単位としてケルビンを使うので今ひとつ文系出身の当方としてはピンときません。 海外の精密部品の仕様一覧にもケルビン値で稼動温度等を表記しているものがあるのですがケルビンを単位とすることでどんな利点があるのか、お教えくださればありがたいです。 またケルビンのことについて説明しているサイトなどがあればご紹介ください。
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ケルビン=絶対温度の単位です。 絶対零度を0K、目盛り間隔を摂氏と同じにします。 そうすると摂氏0度は273Kとなります(もっと正確にはおよそ273.15Kですが) なお、絶対零度は摂氏-273.15度で、全ての分子運動が停止する、理論的な温度です。 利点は、ボイル・シャルルの法則などが適用できることです。 気体と温度、圧力に関して成り立つ式で、摂氏では式を適用できませんが、絶対温度であれば適用できます。 また、専門のエンジニアにとっては摂氏よりも絶対温度の方がなじみ深いということもあるかと思います。
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- foobar
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ケルビン(絶対温度)については他の方の説明のとおり。 便利な点は、 ・理論的な話との対応が楽 ・同じ1度の温度差でも、室温(25度C,300K)あたりと、極低温(たとえば-269度C、4Kくらい)ではものの挙動が大きく変わりますが、そういうのを表しやすい(300K→301Kと、4K→5Kだと後者のほうが大きい割合で変わってる。これが25度Cから26度C、-269度C→-268度Cだと、後者のほうが影響が小さく感じる。) 特に3K以下の極低温だと、1/100度の違いだとかを問題にすることもあって、(有効桁数の問題からも)数値の桁数が小さくなる絶対温度のほうが扱いやすい。 といったことも有るようです。
お礼
ありがとうございます。
- thrush76
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恐らくSI単位系に準拠したのでしょう。 そうでなければ、基準が明確だからではないでしょうか。 ケルビンは絶対零度が基準であり、それより下がることはありませんし。 (温度のように基準がまちまちなものは単位換算時に大変ですしね)
お礼
ありがとうございます。
我々が日ごろ使う温度+273をケルビンといいます。
お礼
ありがとうございました、やはり利点があったのですね。