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太平洋戦争中、日本の飛行機が誤って米軍空母に着陸した?
昔、ちらっと聞いた話なのですが、日本軍の飛行機が自国の空母と 勘違いして米軍の空母に着陸した事がるって聞きましたが、本当にあったのでしょうか? あったとしたら、搭乗員はその後どうなったのでしょうか? 知っている方、教えてください。よろしくお願いいたします。
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1942年5月に起きた珊瑚海海戦で、空母「翔鶴」飛行隊長高橋赫一少佐の乗機(九九式艦爆)が米海軍の航空母艦に近接した事件がそれに該当するかもしれません。 当時「翔鶴」運用長であった、福地周夫氏の著書『空母翔鶴海戦記』出版協同社 1962年 からその状況を引用します。 この時暗やみの中に一すじの航空燈の光りが見え、やがて爆音が聞こえた。私は艦橋にあって当直将校として操艦に当たっていたが、ただちにこの飛行機の収容にかかった。この機は高橋飛行隊長の乗機であった。彼は敵戦闘機の猛攻撃を脱して帰ってきたのだ。着艦すると飛行機を飛びおりて艦橋に息はずませて走って来る。艦橋にかけ上がって来た高橋隊長は大声で叫んだ。「艦長、すぐそこに敵空母がいます!」彼は敵空母発見時の状況を次のように説明した。「帰ってくる途中、探照燈をつけて飛行機を収容している航空母艦が見えるので近づいてみたんですよ。そしたら急にこっちを射ち出してきたので、これは敵だなと思ってびっくりして急いで帰ってきました。爆弾を棄てていたので惜しいことをしました。ほんとにすぐそこにいますよ」 艦長は直ちに瑞鶴艦上の司令官にそのことを報告した。高橋隊長は報告を終わると艦橋を降りて行って列機の帰艦を待った。残りの艦爆も艦攻も次々と帰ってきたが、艦攻三機だけはまだ帰らない。 (同書65・66ページ)
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- phantom1
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確か、珊瑚海海戦のエピソードです。敵味方の位置が接近、錯綜しており、帰投した日本側の艦攻が誤って米空母ヨークタウンに着艦しそうになった、というものですね。 寸前で気付いたパイロットは引き起こして離脱し、僅かに水平線を超えた位置にいた味方空母(翔鶴か瑞鶴のどちらか、記憶が不鮮明ですいません)に辿り着き着艦。すぐ近くに敵空母がいる事を報告したものの、すでに日没を迎えつつある時間帯であり、搭載機の夜間航法と離着艦に難があった為、即時の攻撃を断念。翌払暁より索敵を開始したものの既に距離が離れており、発見出来ずに終わった、という話だったと記憶しております。
お礼
日没に間に合って、なおかつ反撃していれば、歴史は変わっていたかもしれませんね。回答ありがとうございました。
- 10pph
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1942年5月7日の珊瑚海海戦で、日没直前の薄暮攻撃を行った「翔鶴」あるいは「瑞鶴」の99式艦上爆撃機3機が、日没後に母艦と「ヨークタウン」を見誤り、着艦しようとして対空砲火で撃墜された記録があります。 エンタープライズ級の「ヨークタウン」は全長246.7m、全幅25.3m。 「翔鶴」「瑞鶴」は全長250m、全幅26mで大きさが似ているため、夜間は識別が難しかったと言います。
お礼
撃墜されてしまったのですか‥。パイロットは無念だったでしょうね。残念です。回答ありがとうございました。
- pbf
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もし珊瑚海海戦のことでしたら、私も以前こちらで教えていただいたことがあります。 夜間の作戦ですし、当時は無線も搭載していませんから大変だったようです。 ただ私の狭い知識では、もし敵艦を前に故障したような場合には、体当たりするのが常識だったようなので、着艦はあり得ないかと想像します。
お礼
当時はレーダーもろくになかった時代に夜間の飛行があったとは‥。回答ありがとうございました。
- silpheed7
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No.1です。 珊瑚海海戦において、着艦しかけて撃墜されたことがあるようです。
お礼
はやい回答ありがとうございます。
- silpheed7
- ベストアンサー率15% (1086/6908)
米軍の飛行場に強行着陸した話はありますが、 米空母に誤って着艦した話は知りません。
お礼
撃たれるまで自国の空母と勘違いしてしまうとは、現代では考えられないですね。詳しい回答ありがとうございました。