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酵素によるケトンの還元
パン酵母によりケトン(アセト酢酸tert-ブチルエステル)を還元しました。このとき実験途中で食塩を加えました。この食塩は何のために加えるのでしょうか?
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私は使ったことがないのですが、以前、パン酵母による不斉還元を行っている人が近くにいました。しかし、反応中に食塩を入れていたことはないと思いますし、実験書にもそのような例は見あたりません。 仮に、反応中に食塩を入るというのであれば、その理由は小生には全くわかりませんが、反応修了後の後処理の段階で食塩を入れるというのであれば、実験書にも例がありますし、私にも理解できます。 すなわち、パン酵母で還元を行うと、反応溶液はドロドロになって、目的物の分離が困難になりがちです。そういう時に、食塩を加えて、塩析(用語が適切かどうかわかりませんが)を起こさせることによって、水層と有機層の分離が起こりやすくしているのだと思います。 なお、反応途中で食塩を加えるというのであれば、小生の回答は全くの見当はずれですのでご容赦下さい。
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- DexMachina
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No.1、(カテゴリ変更を勧めておきながらではありますが)補足です(汗) 先ほどは失念していましたが、もしある程度の量を添加しているとすると、雑菌対策の可能性の方が高いと思われます。 他の菌類に比べ、酵母は比較的耐塩性が高いので、塩濃度を高くすることで他の雑菌の繁殖を抑えつつ、酵母による発酵を行うことができます。 (例えば味噌・醤油の醸造は、酵母のこうした性質があるからこそ可能になっています)
- DexMachina
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酵母が生きるのに必要な塩分の補給、ではないでしょうか。 (他のミネラル分に比べてナトリウム分は必要量が多いので、これだけは外せないということではないかと) ・・・「生物」カテゴリに変更依頼を出された方が、よい回答が得られると思いますよ。
お礼
御礼が遅くなってすいません。無事解決しました。有難うございました。
お礼
お礼が遅くなってすいませんでした。おそらく反応終了後の処理だと思います。詳しく書いていなくて申し訳ありませんでした。有難うございました。