こんにちは。No.1さんはソフトな面で回答してくださっていますね。では私はハードな面から...
私が一番危惧するのは首都機能の問題です。たとえば直下型の地震が東京都心を直撃すればどうなるでしょう。首相他、数多くの閣僚、国家議員等の方々が命を落とすかもしれません。救助活動から災害復興までの指揮を誰が舵取りしていくのでしょう。
兵庫県南部沖地震(阪神大震災)に際しては、海外からの支援受入口を巡り外務省と消防庁がケンカしていましたが、その両省庁も機能が麻痺しているわけです。
防衛庁(その時は防衛省かな?)も被害を被るわけで、災害派遣の命令なんかできません。他のエリアの部隊が活動すればいいじゃないかって?形式的なシビリアン・コントロールを無視してそんなことしようものなら左翼や平和主義者の方々が大暴れするでしょう。
また、被災者を収容可能なスペースがありません。首都直撃地震の際には、北へ西へ民族の大移動が行われるかもしれません。
経済的にも、数多くの企業が本社を首都圏に有しています。また、関東地方一円に視野を広げると各種工場等も沢山あります。それらも被害を受ける訳ですから、日本経済はマイナス成長時代へと突入するでしょう。
一概に語れる訳ではありませんが、これも一種の大都市問題と考えられます。機能的に見ても、法的に考えても難しい問題・課題が山積みな訳です。
後、これは私自身の感情論ですが、東京も見た時の海外首脳陣は何と思うでしょう。まぁ...先進諸国の中ではワシントンD.C.やパリよりは低く見られるでしょう。
参考URLにかわぐちかいじ氏の『太陽の黙示録』を貼り付けておきます。「日本が巨大地震に見舞われたら...富士山が噴火したら...津波で東京が水没したら...」という有り得ないようで有り得るような内容です。
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