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『光トポグラフィー』の結果は、遺伝なのでしょうか、環境なのでしょうか? 損傷部分を、他の部分が補うように回復するというよう結果もアルのですが… http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2005/1126.html
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どもども. 補足ありがとうございます.ただ,私の文章の補完能力が足りないせいでまだつかみきれていませんがわかる範囲で答えさせてもらいます. >例えば、『ある絵』を見る時に表れる結果があると思うのですが、その表れ方の強弱はあるとしても、一定の場所が反応すると思うのですが。 絵(視覚刺激)には様々な成分が含まれています.それは線分だったり色だったり明るさだったり.このような視覚的な特徴は脳の中で分担されて処理されていることが知られています.縞の荒さはこの部位,線分の傾きはこの部位,色はこの部位,みたいな.そう言う意味では「ある絵」を提示された時に,「ここ」と「ここ」と「ここ」が活動する,というような言い方は間違いとは言えないでしょう.強弱とおっしゃってますが,これは個人差のことですか?もちろんあるとは思いますがクオリアとか面倒な話になりそうですね. >同様に、様々な試料を試すことにより、パターンが得られていると思います。 「試料」=視覚刺激と考えれば,そうとも言えるでしょうね.違う刺激(絵)を見れば含まれている成分も違うので活動パタンはことなるでしょう. >統計的に、遺伝といえるのか、環境といえるのか、知りたいのです 「遺伝」=先天的,「環境」=後天的と変換させて下さい. ある視覚的特徴に対して「この辺りが活動する」という一貫した知見が得られているということは,脳では部位ごとにある程度役割が決まっていると考えられ,これは先天的に決まっているとも言えます. また生後まもなくから縦線だけを見させつづけたネコは,大脳皮質に横線に反応する神経細胞がなくなってしまう,ということも知られていて,ある時期にある刺激がないと,その特徴に反応できなくなってしまうという臨界期というものもあります.もちろんヒトにもあって,6歳ぐらいまでの子供に眼帯を長期間させないのもこのためです. ここまでは先天的に活動部位が決まっているというような話でしたが,実は脳には「可塑性」というものがあります.例えば脳梗塞で倒れた方がリハビリによって回復する,というのはこの脳の可塑性によるものであると言えます.従ってこれは後天的に脳の機能が変化したとも言えるでしょう.例のTVではこのことを取り上げていたのではないでしょうか. 先日別の番組では腕をなくしたヒトが義手をつけてからの経過を追っていました.つけはじめの頃としばらく経った頃の脳活動も異なっていました.このことからも,脳は言えば神経回路を繋ぎ変えて最適な活動となったことを示していると言えます.つまり後天的に活動は変化したと. 従ってある刺激の入力があった時やある活動を行う際の脳の活動パタンの決定は先天的か後天的か?と聞かれればそれはどちらでもある,というのが私の答えです.
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どもども. この番組をちらちら見ていたので「なんとなく」おっしゃりたいことはわかります.が,あまりに漠然としすぎていて,情報の少ない質問文から勝手な推測によって回答をするのもなんだなぁと思い補足要求ということで. ニューロイメージングの結果の何をもって遺伝と環境という区分を知りたいのでしょうか?この点がピンときません. もうちょっと具体的に問題点がわかって,且つ私のわかる範囲であればお答えしたいと思っております.興味深い質問なので. 関係ない話ですが「光トポグラフィ」って日○の商品名だと思っていたのですがN○Kではそのまま出てましたね.また質問で紹介されているサイトも見ましたが,用語の使い方といいなんとなく違和感を感じます…
補足
ありがとうございます。 例えば、『ある絵』を見る時に表れる結果があると思うのですが、その表れ方の強弱はあるとしても、一定の場所が反応すると思うのですが。 同様に、様々な試料を試すことにより、パターンが得られていると思います。 統計的に、遺伝といえるのか、環境といえるのか、知りたいのです。
お礼
よくわかりました。ありがとうございます。