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この絵の素晴らしい所は?(セザンヌ)

ポール=セザンヌのりんごとオレンジで(よければ見てください)http://babsika.cocolog-nifty.com/okiniiri/images/appleorange.jpg僕はこの絵は非常に素晴らしいと思うのですが、なんか言葉に出して言えといわれるとわかりません。 みなさん、この絵はどの辺りが素晴らしいと思いますか? 言葉で表現してください(笑) よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • dido
  • ベストアンサー率24% (157/641)
回答No.1

     ≪椅子, そこに掛けられた布, 花瓶の模様, 林檎の色などが   見事なトーナル配色(中間色)でまとめられたことで   画に落ち着きが生まれ、 かつ  陶器やクロスの白が   暗く 地味になりがちな画面に 精彩を与えている。   クロスの弛ませ方や 質感, 構図もまた 素晴らしい。≫  ________________________________  ...なんていう風にも 書けますが、 観ていて  とても ほっ☆ とする 画ですよねー  要するに。 ^^ 硬さや 冷たさ, よそよそしさ, といったものが 抜けた 『温かみ』 『素朴さ』 『親しみやすさ』 とでも 申しましょうか..。 単に 写真撮影したのでは 絶対に 表現できない 【画家の眼】 というフィルターを通して 生まれたものですね。 頬杖をついて 暖炉の前で ぬくぬくしているような気分になれます。。 また りんごが かわいくて おいしそうで~♪^^ 無造作に あっちに ころころ, こっちに ごろごろ っていうのが いいですねぇー。 思わず 手にとって すりすりしたくなります。 (o^v^o)

その他の回答 (6)

  • degs
  • ベストアンサー率20% (1/5)
回答No.7

#6さんがおっしゃるように 平面な画に多面の視角を取り込んだことが 美術史では画期的と捉えられたのでしょう キュビズム生みの親といわれてるようですから セザンヌだと↓のリンクにある”金魚”が りんごとオレンジ以上にテーマが明確かと思います 自分の言葉で表現すると 眩暈のする絵、といった感覚でしょうか この絵には存在するものが、現実には存在していない 脳の中で整合性を保とうとして 混乱してしまう過程が 眩暈に似た感覚を呼び起こします

参考URL:
http://www.asahi.com/pushkin/gallery/
noname#185865
noname#185865
回答No.6

セザンヌ、私も好きです。 美術に関しては全くの素人で、詳しい知識はないのですが、私のなかでは セザンヌは印象派というよりキュービズムに位置づけられています。 セザンヌの絵で好きなところは 色彩、線の太さ、 はっきりとした質感のある力強いタッチ、 静物を描いていても単なる写実におさまっていない大胆な構図。 一言で言えば、ごつごつとした男性的なところ。 これらはすべてこの「りんごとオレンジ」の絵にも当てはまることですね。 りんごもオレンジも丸くてつるつるしているのではなく、ずっしり重くごつごつした手触りを感じます。 全てのモチーフが絶妙なバランスで配置されていますが実際には このように物を配置することは物理的に不可能です。 おそらく自身があちこち動き視点を変えながらひとつの画面上にまとめたのでしょうね。 だから見る側としては画面上のモチーフAからB、そしてCへと視点を移すだけで 体は動かさずして内的に動いている感じを受けるのだと思います。 絵に動きがあると言うより絵の世界の中で自分が動き回る、そんな感じかな。

  • JW500
  • ベストアンサー率36% (261/717)
回答No.5

「リンゴ1個で世間を驚かせたい。」というような 名言を残したそうですね、セザンヌは。 普通の写実的な静物画と少し違うのは 「視点」が違うように思います。 オレンジやリンゴの作品のうちの1つを オルセー美術館で見ましたが (ロンドンのコートールド美術館でも見た気がします) 実物はとても迫力がありました。 何か微妙な視点のずれのようなものが 感じられました。 1つのリンゴを描くのでも 視点が定まっていないというのが研究で わかっているそうですが やはりそのように感じましたね。 ですからなんとなく視点が動く気がしますし 静的な作品のはずなのに視線が動的というか ・・・、やや不思議な感覚になります。 #3さんの「静止しているのに動きがある」に 近い感じですね。 それがキュービズムに発展したと言われているそうですから やはり絵画としての魅力があるのでしょう。

noname#107878
noname#107878
回答No.4

 一言だけで言えば質感でしょうね。油彩でしか出せないような、実物以上にモノの形を通して本質を捉えたというのでしょうか。  セザンヌの絵としてはとても写実的ですし、のちにセザンヌはモノの本質を追及する画風をさらに進ませ、印象派の絵としてはかなり抽象的な画風に変わって行きますが、そうした彼ならではの質感がこの絵にはしっかり書き込まれていると思います。

noname#37852
noname#37852
回答No.3

セザンヌは特にファンではありませんが、見てみたらなるほど何だかいい感じ。 美味しそうというか、生き生きしているというか。 写真のよう、というわけではないけれど、妙に生命力がある。 静止した画面という感じ。 それなのに、見ていると、バランスや重み、果物の感触や匂いなどが思い浮かぶ。 静止しているのに、動きがある。 色がきれい。 広がりのある構図で、不思議に明るい感じ。 でもなんか、No.1さんの 「また りんごが かわいくて おいしそうで~♪^^ 無造作に あっちに ころころ, こっちに ごろごろ っていうのが いいですねぇー。 思わず 手にとって すりすりしたくなります。 (o^v^o)」 に同感かも(笑) No.2さんの載せてらっしゃるアップを見たら、果物ごろごろな感じがよく分かりました。

回答No.2

もう少し寄ってご覧ください。 http://www.insecula.com/oeuvre/photo_ME0000049999.html アンバランスなコンポート 今にも落ちそうなりんご よく観ると水差しに水がなみなみと入っている 鮮やかなソファーにこぼしやしないか不安になる まるで空間の永続的な動静を数枚のスライドに写し重ねたかの様 その中の一枚には画家がりんごをくるくる回しながら 忍耐強く構成を考えている姿が写りこんでいただろう

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