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ピアノの楽譜の初級中級上級って?
ピアノを習うと、 バイエルからはじまってどのような過程があって、 最後には何があるんですか? 本屋さんで楽譜をみていると初心者用中級用上級用というのがあります。 初心者用はおそらくバイエル終了程度をさすのではないかとおもうのですが、あとがわかりません。 それぞれの過程終了は、何かできる程度なんでしょう? たとえば、幼稚園の先生ならこのへん バンドのキーボードならこのへんは欲しいとか 講師なら最低こことか、芸術なので資格ととらえた考えは邪道とは思いますが、ちょっと知りたいので、 教えてくださると嬉しいです。
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根拠なんて何も無いですが、 J-POPやピアノ編曲やポピュラーピアノ譜に 記載してある「初級・中級・上級」というのは 大体以下のような感じだと思います。 「初級」=1.バイエル**番~**番程度 2.バイエル終了程度 3.ブルグミュラー 「中級」=1.ブルグミュラー終了程度 2.ソナチネを何曲かやった程度 3.ソナタを何曲かやった程度 「上級」=1.ショパンを一曲でも弾ける 2.インベンション 3.CDに入っているような曲を一曲でも弾ける 詳しくはその楽譜それぞれに難易度の定義が 記載されていると思います。 ちなみに、 幼い頃からピアノをしている人は中学くらいで 余裕で上級に行き着くはずです。 幼稚園の先生やキー奏者で「弾ける」という人は 上の意味で上級程度は行ってると思います。 でも、初級終わりくらいで仕事しておられる方もいらっしゃいます。 また、 全音の楽譜(緑の枠に青い表紙の楽譜)の裏についている 難易度表をごらんになったことがありますでしょうか。 ピアノピースの裏面にもABCでランクが書いてあります。 あの難易度表はクラシック専門の難易度表で、 上でいう「上級」と、この全音の「上級」は 全然レベルが違います。 (上の上級は全音でいうと中級くらいです) クラシックピアノの講師になられるような方は 大体皆さん全音の上級クラスにいると思います。 しかしあくまでクラシックの話なので、 キーボードの講師さんとかは、こういうものに 関係なく様々だと思います。
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練習曲としては、バイエルから、ツエルニーの30番練習曲、以降40番、50番、と続きます。並行してブルグミュラーなどの、小品にはいります。 バロックでは、簡単な物からはいり、バッハのインベンション、組曲、平均率。 古典で、ソナチネ、ソナタと進みます。 ロマンでは、ブルグミュラーから、少しずつ有名な作曲家の小品に触れ、ショパンに入っていきます。近代現代もありますね。 終わりはありませんね。 幼児教育の友人はバイエルを練習していました。バイエル終了程度ということかもしれませんが、実際に幼稚園に勤めると、コードネームを知っていることが便利だと思います。その点では、バイエルは古すぎますが、仕方ないですね。 バンドのキーボードも、コードを沢山知っているのが大事だと思います。 バイエルをやってもあまり意味がないと思いますが。 何か疑問がありましたら、補足いたします。
お礼
ていねいな解説ありがとうございます。