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日本では鐘馗はなぜ勇ましい?
鐘馗さんと言えば5月人形になったり、武者絵になったり、太平洋戦争時のごっつい重戦闘機の名前になったりと日本ではなんとなく勇ましいイメージですけど、元はと言えば故なくして科挙に落とされて川に身を投げた悲運の文人で、武道とはあまり縁のなさそうな人物ですよね。なぜ日本ではこういう風に変化したのでしょうか。日本での鐘馗の扱われ方を見るとたいていの中国人は首を傾げるようです。
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- fitzandnao
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回答No.1
中国唐の時代、終南山のほとりに住んでいた鍾馗という一青年が、 官吏国家試験に落第して憤死したが、死後及第の栄誉を受けたので感激して、 その霊が朝廷の守護神となり、いつしか疫病払いの神として祀られるようになったという伝説、 神楽では鍾馗は素戔鳴尊の化身であり、鍾馗大神と名乗って、 民の命を絶やそうとする異国の疫病の悪鬼を退治する筋になっている。 左手に持つ丸い輪は疫病の払いに用いるアシの輪(ちの輪)で、 姿なき悪神をこれでとらえて右手の剣で征伐するという意味のようです。
お礼
ありがとうございます。あの勇ましい感じはお神楽の影響なんでしょうか。それにしても何でこうまでイメージが変わったのでしょう。