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発光ダイオードの静特性
発光ダイオードは色によって、電流の流れる立ち上がり電圧が異なるんですが、それは、どうしてなのでしょうか?色の波長などや、色によって抵抗が違うからですか?調べても調べても全然分からないので、教えてもらえませんか?
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ANo.2のご回答にあるようにバンドギャップに相当する波長で発光します。ただLDと異なりLEDは閾値以下の電圧でも光ります(LEDを実際にテストされると確かに電圧vs.電流(輝度)は直線ではありませんが、低電圧からわずかに光ることがおわかりになるはず)。 ANo.2さんの回答を正させて頂くと、バンドギャップのダムの壁はわずかに水がしみ出す材料で出来ており、壁の高さ以下の水位でもダムのそとへわずかに水はしみ出ているようなものとお考え下さい。 また発光波長から求められる電圧よりも高い電圧が必要なGaNの青、白などは、電極の抵抗成分による電圧損失+αが必要となりますので発光波長にくらべ相当高い電圧が必要になります(青で2.5Vが波長からの数字だったはずです 日亜の製品で3.6Vですよね)。
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- mac_res
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LEDは、バンドギャップに相当するエネルギーを持った波長で発光します。 ですので赤外線、赤、橙、黄、緑、青と短波長になるほど必要なバンドギャップエネルギーは大きくなり立ちあがり電圧も高くなるわけです。 抵抗とはちょっと違います。 抵抗なら、その電圧以下でも電流が流れ、暗いけど発光するはずですね。バンドギャップは一種の壁だとイメージしてください。壁を乗り越えるのに必要な電圧に達しないと電流は流れず、発光しません。
お礼
とても参考になりました。 色により波長が変わるから、エネルギーバンドギャップも変化すると言うことなのですね。 回答ありがとうございました!
- saru_1234
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あまり深い説明ではありませんが... LEDの発光色は,カラーフィルターで決まるのではなく, 使用する化学物質の性質で決まります. 電気的特性が違うのは「色が違うから」ではなく, 使用している物質が違うからです. また青色や白色は物質だけでなく発光方式も違います.
お礼
回答ありがとうございました!
お礼
なるほど。 とても参考になりました。LEDの場合とLDの場合とではまた違うのですね。 回答ありがとうございました!