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資産計上対象のOA機器の保守サービスパック費用の会計処理?
社内のPCやプリンター等のOA機器を発注・調達する業務を担当していますが、会計処理については素人です。 PCやプリンターなどは、いざ壊れると業務に多大な支障をきたすため、スポット保守よりこのような3年程度の保守サービスをセットすることが多いと思います。見積書の段階でセットされていた場合、保守パックそのものは物件価格に入れず、経費処理で問題ないと思っていました。 しかし、弊社の経理部では「その機器が向こう3年にわたって機能するためには、事実上必要な保守サービス費用であり、3年間という長期的な性格のものを事前にセットしているような場合は、あらかじめ物件価格に含めて資産計上する」という見解でした。すると、見積書の段階で保守パック費用をセットしていれば、これは計上対象の物件価格に含まれてしまい、セットしていなかった場合は「後で追加する」ことで物件価格に含まれない…。後者の方法を使えば、価格によっては20万円をきって、少額資産として仕訳可能となる。 はたして、この方法は大丈夫なのでしょうか?また、物件価格に保守費用を含めるということは、そもそもおかしくないのでしょうか? ちなみに今回問題となっているのは大手メーカーのプリンターの保守サービスパックで、1つの商品として別に購入するという形態です。ウェブによるサポート、出張サポートがあるようですが、消耗品は適用外です。一方、PCの場合は機器の構成の中の1つとして明記されています。用途に応じてサービス内容をプラスαしていくと、物件価格もあがるといった形態です。この他にもコピー機や複合機などは、トータルパックと称して消耗品や定期点検が含まれる場合もあります。いろいろ種類がありますが、少しでも20万円を超えないように、姑息とは言え保守費用を物件価格に入れないようにするほうが良いと思ったのですが?いったい何が正しいのでしょうか?
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- comodesu
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3年分の一括払いでしたら、一度に全額の経費処理はまずいですね。 前払い費用として計上し、時の経過にしたがって経費に振り替えていくのが経理的な考え方でしょう。 また、時間的に分割するのが適当でないようなサービス内容でしたら、やはり機器の取得価額に入れるのが妥当です。
- comodesu
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その保守サービスの支払い方法は、3年分一括前払いでしょうか。 ふつう、月払いかせいぜい1年ごとの支払いですよね? でしたら時の経過にしたがって経費にしていく、つまりあなたの考え方でよいはずです。税法には取得価額に入れるようにという規定はありません。 でも固定資産の価額に算入したとしても、仮に3年で償却するとすれば、1年ごとの費用化は同じことですし、定率法ならさらに早いペースの償却になります。また5年としても.369ですからやや早いです。経理部でここまで考えているかはわかりませんが。 ですからあまり深刻に悩まれることもないかもしれませんね。
補足
今回の保守サービス(プリンター購入時にセット購入する「サービスパック」という商品)の費用は、3年間分の一括前払いです。3年間の保守(保険みたいなもの?)がそのまま1つの商品を構成してるわけですね。説明が足りなくてすみませんでした。 また、今回とは別ですが、パソコン購入時にそのパソコンの構成品の1つとなっている保守サービスも、3年とか5年とか、一括前払いです。月払いや1年ごとに払う方法ですと、そもそも固定資産に計上する物件価格とトータルの支払金額が合致しませんので、保守料に関しては100%経費処理になりますよね。 今回、わからないのは、これらの複数年度の前払い保守料です。取得価格に「入れるようにという規定はない」とのことですが、言い換えれば「あえて入れてしまってもいい」ということなんでしょうか?
お礼
なるほど!やはり物件価格に含んで計上するという経理部の方針は間違っていないようですね。プリンターの見積りを取る時点で、保守パックが別の契約になってしまわないように気をつけなくてはなりませんね。後になって物件価格に加えることはできませんし…。ご教示いただき、ありがとうございました!