新鮮なマグロ
日本有数のマグロの大規模水揚げ港のある県に住んでいます。
といっても県の特産やら名物がマグロだなんて話は聞いた事も無く港からすぐにトラック等で東京方面に流れて行くんだろうなーとか考えていたのですが最近、その超新鮮な状態のマグロが県内のある問屋兼市場みたいな所でのみ購入可能だと知りました。
行ってみると専門の業者の人たちがセリをやっている隣の市場にはマグロ専門店が何件もありどの店も店頭でナマのでっかいマグロをこれまた大きな包丁でさばいていました。マグロの目玉や頬肉、心臓、中落ちなど普通の店ではまず見られないレアな部位にも驚きましたがもっとも衝撃的だったのは味です。さばいてから1・2時間と経っていないマグロは生臭さなど皆無でそれどころかフルーツのような清々しい香りと味でこれまでどんな寿司屋でも和食の店でも食べた事がないというレベルの品質だったのです。
それ以来、このマグロは自分の休日の偶の楽しみになったのですが料理法に悩んでいます。当初は普通にマグロ丼で満足しておりましたが飽きてきたので他の調理法で色々やってみたものの上記のフルーツのようなと表現した淡い香りが少し強い調味料や具を使っただけで失せてしまうのです。最上級の品質のマグロをわざわざ不味く調理するなど勿体無くて我慢できません。
このマグロを生でかつ香りが飛ばないように美味しく食べる方法が何かないものでしょうか?