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大相撲の立ち合いについて
立ち合いの時、激しく頭でぶつかり合う力士がいますが、あれって痛くないのでしょうか(痛いに決まってますが)。頭突きをしない人は痛いから避けているのですか。
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patapata1さん、こんばんは。 立ち合いで、頭から相手に激しく当たることを『ぶちかまし』と言います。突き押しを得意とする力士がよく用いるようです。なぜそんなことをするかと言えば、突き押しは、相手の体が棒立ちになったときに、最大の効果を発揮します。そこで、頭からぶつかることによって、相手の体を起こすことができますし、相手が自分のまわしを取るのを防ぐ効果もあります(突き押しにとって、まわしを取られることは命取りになりかねません)。これを逆から見れば、ぶちかましをしない力士は、四つ相撲=まわしを取っての投げや寄りを得意としている人たちだということがわかるでしょう。 さて、頭と頭がぶつかったときですが、痛みはほとんど感じないと思われます。というのも、音がするほど激しくぶつかり合った力士は、ほとんどがそのままの勢いで相撲を取っているためです。ただ、相撲が終わって土俵から下りた力士が、顔をしかめて頭をさすっている場面はTVでもよく見ることができるので、痛みは確かに存在するようです。ただ、普通の人よりは受ける衝撃は少ないと言っていいでしょう。相撲の稽古場には、たいてい太い柱が立っています。これは『鉄砲』という突き押しの基本練習を主にするためのものですが、そこに頭をゴンゴンと打ち付けて頭を固くするなど、日々鍛錬をしているためです。また、力士の結っている大銀杏(マゲ)も、緩衝材として働いているのではないでしょうか。
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- ADEMU
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痛いでしょう。なにせ1t以上の力がかかっているのですから。しかし、毎日ぶつかり稽古で鍛えていますから大丈夫と思います。 相撲には四つ相撲、押し相撲と大きく分ければ2つのタイプになります。四つ相撲はその名の通り差してまわしをとって力と技で投げたり寄りきったり吊り上げたりして勝負をつけます。こういうタイプは頭からわざわざ当たっていきません。手からいきます。 反対に押し相撲は力対力勝負で相手を押し出したりはたいたりして勝負が決まりますので、立会いの時はより激しく当たろうとするので頭や肩、もしくは肘で当たりに行きます。そしてより頭を低くして当たりにいきますのでたまに交わされてはたきこまれたりします。 ですから痛いから逃げているわけではありません。 でも小柄な力士はあまりまともにはぶつかりませんが。
- ryuiti
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確かにすごいですよね。あれはかなり痛いって、額を切って出血することなんて日常的です。駆け出しの力士ほど多いです。上位の力士はかわすことがうまくなるからテレビではめったに事故は見ませんが、学生相撲では当たり前状態です。