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江戸時代、浪人になると家屋没収ですか?

時代劇に長屋暮らしの浪人が出てきます。 浪人になるということは、職を失うばかりではなく、家屋や土地も没収されるということですか? それとも家屋や土地は自分の持ち物なので売ることができましたか? よろしくお願いします。

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  • 6dou_rinne
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回答No.1

江戸時代の武士は戦国以前のように自分の土地や家屋をもっているわけではなく、主君から城下に屋敷地を拝領して住んでいました。 ですから、お召し放ち(クビ)になると領地も屋敷の土地や建物も主君に返さなければなりませんので土地も家も失います。 ただ、家財道具は自分のもの(家具だけではなく畳やふすまなどの建具も含めて)でしたから、これらは自分で売ることは出来ました。 大身の武士ならば禄を失ってもそれまでの財産などがあれば普通の生活は出来ましたが、小身では蓄えどころか借金のほうが多いのが普通で、禄を失うと借金を取りはぐれるというので貸主が取り立てに着ますから、ちょっとくらいの家財道具を売ったくらいではほとんどお金も残らず、裏長屋で内職生活にならざるをえませんでした。

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回答No.2

 武士は、現在で言えば、公務員に当たると思います。そして、その家屋敷は、公務員住宅と考えたら、判りやすいと思います。  例え、何世代に亘ってそこに住み続けていても、持ち主は幕府であったり、藩であったりするのですから、浪人になった場合、そこに住むことは許されません。  当然、自分の物ではないので、売る事は出来ません。

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