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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ニトロフェノールのRf値)
ニトロフェノールのRf値
このQ&Aのポイント
- フェノールに硝酸を加え振り混ぜ、数分後氷水を入れて反応をとめ、ジエチルエーテルを加えてエーテル層にo-ニトロフェノールとp-ニトロフェノールを抽出。
- ジクロロメタンを展開液としてシリカゲル表面のTCLによる分離を行ったところ、オルト位の方がRf値が高く、パラ位の方がRf値が小さかった。
- p-ニトロフェノールをミクロスパチュラーで掻き取り、キュベットに入れてUV・VIS測定を行ったところ、400nm付近の吸収が大きくなり、見た目の色は濃い黄色になった。
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noname#62864
回答No.1
(1)o-ニトロフェノールではフェノール性のOHがニトロ基の酸素と分子内水素結合を作ります。 結果的にTLCの吸着剤のシリカゲル(ですよね?)と、OHとの相互作用が小さくなり、Rf値が大きくなります(すなわち、極性が小さくなります)。 上述のこととギブスエネルギーのあいだには直接的な関係はないように思います。分子内水素結合とギブスエネルギーを関連づけることは可能かもしれませんが、具体的にどうなるかと言うことはわかりませし、そのこととRf値との関係を議論するのは無理だと思います。 (2)p-ニトロフェノールは、無置換のフェノールよりも強酸ですので、塩基であるアミンを加えればアニオン(フェノキシド)になります。結果的に、生じた負電荷の非局在化がおこり、共役系が変化し、色が濃くなったものと考えられます。 その際に、ニトロ基は生じた負電荷の受け入れ先として作用しています。
お礼
丁寧な説明をありがとうございました。よくわかりました。