本を探しています。
買いたい童話を探しています。題目「うみのあかり」だと思います。出版社名や書名を教えてください。作品例1 人形の顔 久子はばあちゃんちの押入れの中にある人形がいつもむこうばかりむいていて、顔が見れないのでいつかみたいと思っていた。ばあちゃんが死んで、実は人形には最初から顔はなかったことを知る。その人形は、幸吉?という息子がいつも奉公先から逃げて帰ってばかりの根性なしなので、また帰って来たときに、心を鬼にして家に入れないでおいた。朝になると息子は雪の中、肺炎で絶命していた。悲しんだばあちゃんが大きい人形を作ってそのときの息子の着物を人形に着せ毎晩抱いてなきながら寝ていた、その涙の跡が顔のようになっていたという話。例2 貧しい公団住まいの大阪の少女が、ギロチン窓と渾名した窓から夜空を見ると、虫食いだらけの麦藁帽子の穴から月明かりが通るのを、こんなところに星空があるとはしゃぐ。 その3 海のそこにいる魚が少女に化身し、あかり屋になっている。その少女からオレンジ色のあかりをもらう。その少女には二度と会えず、店屋ももうなくなってしまったが、少女からもらったあかりは手元にあり、海を見るとオレンジ色の?きれいな魚が泳いでいた。記憶は怪しいのですが、このようなほろりとするすばらしい作品集でした。長年買いたいと思ってあちこち探しているのですが、見つかりません。どなたか出版社名などをお教えください。よろしくお願いいたします。