脳波
3. Apr. 2014 this weekです。このパートは読んでて面白かったです。
(1)Literature was not born the day when a boy crying ‘wolf, wolf’ came running out of the Neanderthal valley with a big grey wolf at his heels,” wrote novelist Vladimir Nabokov. Instead, he argued, it was born “on the day when a boy came crying ‘wolf, wolf’ and there was no wolf behind him”.
文学とはオオカミ少年が「狼だ、狼だ。オオカミが後をつけてネアンデルタール谷からやってきたぞ。」と嘘をわめくような日に生まれたものではない。
という言葉は小説家のVlamidir Nabokovを生んだ。代わりに彼は、こう述べている。
文学とは「狼だ。狼だ。確かにオオカミはそこにいるけれど僕らを追いかけてきてはいないよ。」と少年がさけぶ日に生まれたものが文学である。
初めは意味が解らなかったのですが彼の有名な作品が「ロリータ」で話がウィキペディアで概要を呼んだのですが壮絶でした。素晴らしい作家ですね。少女愛の末路とその純朴さが裏目にでた愛情がロリータを愛した主人公である大学教授が獄中で書いた手記という体裁で話が展開されているというのを呼んでなんとなく意味合いが分かりました。
まったくの架空だとか虚偽の空間にある言葉が文学ではなくて、一方踏み出せばそうなりかねない(つまりフィクションがノンフィクションになり得る)そういう言葉の物語こそが文学である。という意味合いなのかなと解釈してみました。
凄い深い言葉なのでちゃんとした訳をしたいと思いました。
(2)Understanding consciousness and the mind may take a century, but it stands as an irresistible beacon.
意識と精神の解明は恐らく一世紀の時間を要するかもしれないが、これは避けて通れない標識等となる。
後半の言葉の解釈が難しいです。この後、パーキンソン病をはじめとする脳にかかわる病気はおそらく数十年で解決できることだろう。という言葉もつづられています。
irresistible beacon の意味はなにを言いたいんでしょうか。
(3)But the path to generating and modelling the data needed to crack the codes of the brain will not be smooth.
(コネクトーム解析のため)脳内データの産生とモデル化の実験系は脳の領域を破壊する必要があるため、効率の良い方法ではない。
つまり、ねずみちゃんを殺しちゃわないと研究できないのはあまりよろしくないという意味合いなのでしょうか。
(4)As big neuroscience advances, the Dehaene–Changeux theory may be proved wrong. So, too, may the more abstractly mathematical ‘integrated information theory’ of consciousness preferred by the Allen Institute’s chief scientific officer Christof Koch. That is the process of science. Koch complains in his review of Dehaene’s new book in Science that the workspace theory limits itself too much to the waves of electrical activity in the brain that experiments pick up, and fails to explain the ‘why’ of consciousness (see http://doi.org/r5q; 2014).
大規模な神経科学の発展のために、Dehaen理論は恐らく間違いであることを指摘される日が来るだろう。そして同じく、Allen施設の代表のChirstofによって低減された意識の「統合的情報理論」が脳科学の概要となる日が来るだろう。
これは科学の宿命である。Kochは度々dehaenが新しく書いた本に対して、脳の作業場理論は掲げられた実験系に対する脳内の電気的活性の脳波に偏り過ぎているために自らがこの理論に制限をかけている。そのために意識がなぜ生じるかという根本を説明することを仕損じている理論だと批評している。
と訳しましたがいかがでしょうか。
So, too という文章からまた~~もという意味合いでChirstofの理論も打破されるのかなと思いきや、
abstractlyという言葉もあることと何よりcomplainとあることから意味合いを上記のように書きましたが考え方はあってますでしょうか。
と
補足
flatEEGです。 間違いでした。訂正します。