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「除却」について
「除却」についてよくわからないので教えて欲しいです。 簿記の勉強とかではなく、工事とかの予算表を見ての ことです。 除却工事、除却損、除却工事口、除却費とか いろいろあってよくわかりません。 例えば、次のような場合どうなりますか? 「設備」という資産があって、その帳簿価額が10000 だったとします。 その「設備」を壊して作り直すという工事をすると します。 設備は、6000の減価償却があったとします。 (誰も買ってはくれないが、価値をつけたとしたら 3000だったとします。) また、設備は壊すと鉄屑ができそれは1000の価値 があります。 壊すのに、2000の費用がかかるとします。 どうなりますか? 除却損は(10000-6000)-1000=3000ですか? 除却費とは除却工事をするのにかかる2000ですか? 価値の3000とかは無意味な数字ですか? 除却工事口って何ですか? いろいろ教えてください。
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「設備」という資産があって、その帳簿価額が10000 だったとします。 その「設備」を壊して作り直すという工事をすると します。 設備は、6000の減価償却があったとします。 ------------------------------------------ 10000-6000=4000 が除却損(固定資産処分損) 仕訳は 減価償却引当金 6000/資産勘定10000 除却損 4000/ ------------------------------------------ (誰も買ってはくれないが、価値をつけたとしたら 3000だったとします。) ------------------------------------------ 3000でもし買ってくれるのであれば、4000の除却損と3000の収入が相殺されて1000の除却損となります。 仕訳は 入金分(預金など) 3000/資産10000 減価償却引当金 6000/ 除却損 1000/ しかし、買ってくれないのであれば経理仕訳に関係ないので3000というのは無意味な数字です。簡単に言えば簿価の4000と同額で売れば損得なし、それよりも安く売れば損、高く売れば益が出る、ということです。売れないのであれば4000が除却損です。 ------------------------------------------- また、設備は壊すと鉄屑ができそれは1000の価値 があります。 壊すのに、2000の費用がかかるとします。 ------------------------------------------- 純粋な解体分の費用が2000で、これとは別に1000の鉄屑の価値があるのであれば、解体業者からの請求は2000-1000=1000となり、除却費は1000で良いと思います。 (この部分はちょっと自信ありません・・・他の方にも確認ねがいます) 余談ですが、解体する費用が膨大で簡単には解体できないけれど、今後その施設を使用する見込みがない場合は、鉄屑の価値しかないものとして簿価を1000に下げる という会計処理をする場合もあります。 除却工事口については、すいませんがちょっと分かりません。
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#2です。工事口ですが、工事の仕事が入った(取れた)時も、口と言っていました。 本を見ても乗っていなく、昔の言葉を、思い出しています。その業社(組)の通称語のように覚えていたので申し訳ありません。 気になってね。
*除却工事=除去工事=廃棄工事 *除却損=廃棄損 *除却費=廃棄費用=廃棄工事費=廃棄経費 *除却工事口=除去・壊す(ハツリ)=廃棄・除去工 事現場や山や砕石現場等(出入り口は決まっていな いないけど暫定の所)・・・昔土方をしていたとき に○○工事現場口と使っていたのを思いだしたので 自信はない。
お礼
丁寧な解説、とてもありがとうございます。 ところで、上記の工事の場合、除却工事の「総工事費」 というものはいくらになるのですか? 単に2000ですか? それとも1000ですか? 除却損の4000も加えるのですか?